2025年2月17日
二十四節気の1つ立春 (りっしゅん)を過ぎ、暦の上では春になりました。実際には立春が過ぎても寒い日が続いています。春の訪れが待ち遠しい今日この頃です。 さて、こちらの写真はサネカズラの実です。サネカズラはマツブサ科の常緑つる性植物です。冬の初めの果実は、上の写真のように沢山の球状の果実がついています。
野鳥が実を食べたり、自然に実が落ちたりした後の姿がこちらの写真です。これは、花托(かたく)という器官です。
サネカズラは1つの雌花に沢山の雌しべがあり、その1つ1つが受粉してこのような形の集合果ができます。 イチゴの食べるところは果実ではなく、花托であることは広く知られています。植物によって花のつくりが違うのを観察するのは興味深いです。 主な参考文献 ・大人のフィールド図鑑 原寸で楽しむ 身近な木の実・タネ 図鑑&採集ガイド 多田多恵子/著 実業之日本社 2017年 ・木の名の由来 深津正、小林義雄/著 東書選書 1993年
中部総合事務所環境建築局 2025/02/17 in 植物
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
(自然公園担当) 電話:0858-23-3276 Fax:0858-23-3266
(野生鳥獣・狩猟免許担当)
電話:0858-23-3153 Fax:0858-23-3266
このページの見方
・記事のタイトルをクリックすると、全文が表示されます。
・「トップページ」をクリックすると、記事の一覧に戻ります。
・カレンダーの日付をクリックすると、その日の掲載記事が表示されます。 (※ただし、選択できるのは下線がある日のみです。)
・カテゴリーの項目をクリックすると、そのカテゴリーに分類された記事が表示されます。
Copyright(C) 2006~ 鳥取県(Tottori Prefectural Government) All Rights Reserved. 法人番号 7000020310000