新年度が始まり、果樹コースは1年生6名、2年生6名の計12名でスタートしました。
4月9日は、1年生にとってはじめての専攻実習でした。
この日は、ナシの人工受粉(「新高」「豊華」「新興」「愛宕」の4品種)と花粉の準備を行いました。
○人工受粉
なぜ人工受粉を行うのか、どの花に花粉をつけるのか等、2年生から説明を受けた後、2人1組になり筆を使って受粉を行いました。

↓人工受粉の様子(1年生)



主要品種である「二十世紀梨」や「新甘泉」は今週末から来週にかけての交配になりそうです。
まだまだ始まったばかり。花粉症持ちには辛い時期・作業ですが、めげずに頑張りましょう。
○花粉の準備
ハウスで咲かせた「長十郎」(交配用の品種)の花をとり、機械やふるいを使って葯のみを選別し、開葯機に入れて花粉を取り出していきます。


1年生は、高校で果樹を専攻していた学生もいれば、農業高校でなかった学生もいます。経験値は色々ですが、助け合いながら楽しく学んでいってくれたらと思います。
2年生は、1年間で学んだことを1年生に教えつつ、自らの知識・技術をより高めていって欲しいと思います。
良い果実がたくさんできるよう、みんなで頑張りましょー!