鳥取県立産業人材育成センター倉吉校で、中部建設業協会会員企業等の社員を対象とした、オーダーメイド訓練が行われました。
今回の訓練は、トータルステーション測量に特化した4日間の集中訓練となっており、建設現場における測量技術の基礎習得と、実務への応用力向上を目的としています。
トータルステーションは、距離および角度を正確に測定する測量機器です。土木工事においては、構造物の正確な位置決めを行うために、重要な測量機器の一つになります。
訓練では、このトータルステーションの操作方法に加えて、三角関数を用いた角度および距離の計算方法についても訓練を行いました。
参加者の方からは「常に丁寧な説明で非常に分かりやすかった。」等のご意見もいただき、多くの方に満足いただけたものと思われます。
また、前回のオーダーメイド訓練(レベル測量)の参加者の多くが、今回のトータルステーション測量基礎講習にも継続して参加していただいております。
受講者の皆様がこれらの訓練を通じて、今後の業務においてさらに活躍が期待されます。
鳥取県立産業人材育成センター倉吉校では、企業様の個別のニーズに合わせたオーダーメイド型の訓練プログラムを企画・実施しています。
人材育成に関する課題をお持ちの企業様は、ぜひ当校の在職者訓練担当までお気軽にご相談ください。貴社の人材育成をサポートいたします。
また、当センターでは、施設見学も随時受け付けております。
校内設備や充実した学習環境を直接ご覧いただくことで、当センターの取り組みへの理解を深めていただければ幸いです。

今回の訓練で学ぶ測量器械(トータルステーション)

講師より測量器械の操作方法、計算方法を学んでいます。

校内で測量を行い、操作方法を学びます。