2025年7月10日
二十四節気の１つ小暑（しょうしょ）を過ぎ、早くも夏の暑さが続いています。ニイニイゼミの鳴き声を聞くと、本格的な夏の到来を感じます。 さて、山間部を移動中に道路を横断する動物に遭遇しました。 (1)その歩き方はまるで狂言の歩きを見ているようで、しばらく車を止めて観察していました。
(2)左足を上げてゆっくり着地して、右足を上げてゆっくり着地して、ゆっくりゆっくり移動していました。
(3)まさに「そろりそろり」という表現がぴったりの歩き方をしていました。
(1)～(2)までの時間が6秒、(2)～(3)までの時間が38秒という、のんびりとした歩みでした。
この動物は、ミゾゴイです。サギ科の野鳥で夏鳥として渡来します。こんなにゆっくりと歩く動物を見たのは初めてでした。 <主な参考文献> ・決定版 日本の野鳥650 真木広造、五百澤日丸、大西敏一/著 平凡社 2014年
中部総合事務所環境建築局 2025/07/10 in 野鳥
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
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