2025年11月21日
11月3日、鳥取県の大山(標高1,709m)では今季初冠雪が記録されました。平年より1日早い初冠雪で、雪で白くなった大山を見ると、冬が近づいていることを実感します。 秋の紅葉シーズンには、大山周辺は多くの行楽客で賑わっていました。紅葉といえば、葉っぱが赤やオレンジ、黄色に色づくイメージですが、打吹山で白く色づいた葉を見つけました。 これは、ウコギ科のコシアブラの葉です。特徴的な葉の掌状複葉で小葉が5枚ついています。山地のブナ林から低山に生育しています。コシアブラのような落葉樹は、秋に色づいて葉が落ちます。 一方、常緑樹の中でもウコギ科のカクレミノは、古くなった葉はこの写真のように紅葉します。1本の木に注目して紅葉を楽しむのも自然の楽しみ方の1つです。 主な参考文献 ・大山の住人たち 森本満喜夫/著 今井出版 2005年 ・落ち葉の呼び名事典 亀田龍吉/著 世界文化社 2014年 ・秋の樹木図鑑 (紅葉・実・どんぐりで見分ける400種) 林将之/著 廣済堂出版 2017年 ・野山の樹木観察図鑑: 野生の木と林へのアプローチ 岩瀬徹/著 成美堂出版 1998年
中部総合事務所環境建築局 2025/11/21 in 県立自然公園,植物
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
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