2025年12月23日
二十四節気の1つ冬至 (とうじ) を過ぎました。事務所のある倉吉市では、今年の冬は今のところ積雪がなく、穏やかな冬となっています。 さて、冬の山は春夏秋の季節に比べて殺風景ですが、色鮮やかな植物を見つけました。 こちらは、打吹山で見つけたヤブムラサキの実です。落葉低木のため、葉が既に落ちていました。似た植物のムラサキシキブと区別がつきづらいですが、ヤブムラサキは葉に毛が密生している特徴があるため、落ち葉で判別できます。
こららは、船上山で見つけたジャノヒゲの種子です。瑠璃色で驚くほど綺麗で、宝石のようでした。果皮が発育せずに破れて種子が出るため、果実に見えますが種子です。コンクリートや石に投げつけると弾むので、昔は子供の遊びに使われていました。 冬は赤い実をつける植物をよく見かけますが、紫や青の実や種子を見つけるのも楽しみの1つです。 主な参考文献 ・大山の住人たち 森本満喜夫/著 今井出版 2005年 ・色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑 高橋修/著 ナツメ社 2014年
中部総合事務所環境建築局 2025/12/23 in 県立自然公園,国立公園,植物
中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課
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