自然保護監視員日記


 中部担当の自然保護監視員が、日々のパトロールの中で発見したこと、感じたこと等を綴りながら、中部地区の魅力的な自然の数々をご紹介します。
 

2008年9月9日

キノコの季節

 日中は暑くても、雨もよく降って.朝夕はめっきり涼しくなりました。
こんなおり三朝町内の自然歩道をパトロールしていると、なんと道端にたくさんのタマゴタケが生えているではありませんか。


土の中の白い卵が割れてキノコが顔を出します。
鶏の卵にそっくりで、「タマゴタケ」。

奥の藪の中にもキノコの列が。年々菌糸が広がり、同心円状に輪になって生えます。

 真っ赤でいかにも毒キノコの代表のような姿。人目につくところにもかかわらず誰も採ろうとした形跡がありません。

 実は和風、洋風どんな料理にも合うおいしいキノコで、隠れた人気があります。

 秋はキノコ採りのシーズンですが、中部地区では毎年のように毒キノコによる食中毒が発生しています。

 中には命にかかわるような毒キノコもあります。
 見分けがつかないようなものは絶対に食べないようにしましょう。(自然保護監視員 浜辺正篤)


中部総合事務所環境建築局 2008/09/09 in 県立自然公園,国立公園,植物,中国自然歩道,野鳥



問合せ先

中部総合事務所 環境建築局 環境・循環推進課

(自然公園担当)
電話:0858-23-3276  Fax:0858-23-3266

(野生鳥獣・狩猟免許担当)

電話:0858-23-3153  Fax:0858-23-3266

  
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