砂丘植物の「ハイネズ」に球果がついていました、写真に撮ったので紹介します。
球果は 1cmほどの大きさで、緑色⇒紫黒色に熟し、白いロウ質に覆われますが、写真は緑色の段階でまだ熟してはいない様です。
ハイネズはヒノキ科で雌雄異株の常緑低木の植物で、幹は地を這って伸び、四方八方に広がり群落となります。
葉は長さ1~2cmの針型で先端は鋭く尖っています。
”ネズ”とは、同属のネズミサシのことで、先端の尖りでネズミを刺すほど硬いことに由来しています。
昔は、ネズミの通り道に置いておくと、ネズミが来なくなったそうです。 下の写真が鋭く尖った葉です。
花期は4~5月で、雄花は黄褐色、雌花は緑色の花をつけ、球果は翌年の秋につくそうです。
残念ながら、花の写真は見当たりません、来春には撮影しておきます。
ハイネズは、追後スリバチ、合せヶ谷スリバチ内で見られます。
(赤レンジャー)
砂丘事務所 2011/10/27