今日は、鳥取砂丘魅力満喫ジオツアー第7弾「砂丘の地下をのぞいてみよう!」を開催しました。
ちょっと参加者は少なかったのですが、参加した子ども達には喜んでもらえたと思います。
鳥取砂丘。砂ばかりではありません。
じゃあどうなっているのかな?
まずは、そこからお勉強です。
現在地上で見たり、歩いたりしている砂を「新砂丘」といい、その下には約5万年前に噴火した大山の「火山灰」、その下にはまた砂がありますがそれを「古砂丘」といいます。
そういった地層からできています。
その地層を実際に見学しました。
この地層の様子をスケッチして、実際に紙の上にレプリカを作りました。
それぞれの地層の砂や土を糊で紙にひっつけます。
砂がうまくひっつかず、苦労する子どものいましたが、皆さん楽しくしていました。
次は、火山灰はどんな鉱物でできているのかを調べました。
火山灰をきれいに洗って余分なゴミなどを取り除きます。
そうすると鉱物だけが残ります。黒く見えるのが鉱物です。
皆さん、初めての体験にとても喜んでおられました。
火山灰の鉱物はこれです。
輝石、鉄鉱石、石英などを抽出できました。
なお、今日のジオツアーで使った砂や土は、公園区域外のもので地権者の許可をいただき採取したものを使っています。
公園区域内で勝手に持ち帰ると、自然公園法に違反しますのでご注意ください。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2011/11/12