今日は、今年度第1回の「鳥取砂丘砂丘魅力満喫ジオツアー」を開催しました。
今回のツアーは、砂丘周辺のジオスポットをバスで巡るツアーでした。
鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパークは、この砂丘の周辺にも見所のスポットが満載です。今日はその一部を見て回りました。
まずは、やはり鳥取砂丘。
砂丘の砂や地形・風紋などを砂丘が一望できる場所で説明。
次は、オアシス広場のすぐ横にある「一つ山離水海食洞」。
昔、海がここまで来ていた証として、波によって削られた洞です。
洞の中は大人も小柄なら立てるだけの高さがあります。
参加者にも実際に中に入っていただきました。
次に向かった先は、岩戸海岸。
ここは、斜めに傾いた地層や岩石が波で削られた地形が間近に見られるところです。
岩場に降りるのはちょっと危ないので、突堤から見ていただきました。
蜂の巣のような穴や大きくえぐられた穴は「タフォニ」と呼ばれる地形だそうです。
駟馳山峠には、江戸時代に作られた石畳の道があります。
これは、難所の駟馳山峠を越えるために作られたそうです。
この石畳道からは「大谷の沢」が一望できます。
昔、池があったところを干拓し、今の水田になりました。
最後は、大谷海岸。
大谷海岸には、浦富海岸をつくる花崗岩や駟馳山をつくる多くの岩石が石(礫)として見られます。
また、溶岩が冷え固まった「水冷自破砕溶岩」も見られます。
参加者には、大谷海岸にどのような種類の礫があるか実際に探していただきました。
いくつの種類を見つけることができたでしょうか?
暑い中、参加していただきありがとうございました。
来月の鳥取砂丘魅力満喫ジオツアーは「多鯰ヶ池ミニハイキング」です。
参加者を募集中です。詳細は
こちらをご覧ください。
(オレンジレンジャー)
砂丘事務所 2013/05/25