毎年、国(内閣府)においては、防災対策の一層の推進に資するため、防災に関して、災害時の防災活動の実施、防災思想の普及又は防災体制の整備の面で貢献し、特にその功績が顕著であると認められる個人又は団体を防災担当大臣が表彰しています。
令和4年度は、
南部町・東西町地域振興協議会が防災功労者防災担当大臣表彰を受賞されました。
[受賞者・功績概要等]
(1)受賞者:南部町・東西町地域振興協議会(会長 小杉 達男 氏)
(2)受賞区分:団体・防災体制の整備
(功績の概要)
東西町地域振興協議会は、同会の理念である自助・共助の必要性から平時より、防火・防災意識を向上させるために、避難訓練・消火栓及び消防用ホース接続訓練・応急手当講習会・出張消火器使用講習会等を活発的に実施されている。
平成23年に発生した東日本大震災を契機に、防災体制の見直しとして各地区に「安否確認協力委員」及び「避難所対応委員」を選任され、その委員を中心に地震や土砂災害を想定した訓練を実施されました。その訓練を通して、実際の災害時に、自分の生命及び財産を守るにはどういった行動をすべきかを学習し、次にその学んだことを地域住民へ伝達していくことで東西町地域内での防災体制が構築されてきた。
また、東西町地域が土砂災害特別警戒区域(イエロー区域)の指定を受け、独自で、地域オリジナルのハザードマップや「自宅の危険度を知ろう」カードを作成し、地域住民に防災への意識を高めるよう促進されてきた。
|