「平成28年鳥取県中部地震災害義援金」配分委員会を、平成28年11月29日(火)(第1回)及び平成28年12月2日(金)(第2回)に開催しましたので、その概要を公表します。
また、第2回の配分委員会において義援金の第1次配分単価等が決定しましたので、併せて公表します。
1 義援金配分委員会の概要
義援金配分委員会設置要綱((3)に掲載)が第1回の配分委員会で了承されるととも
に、委員の互選により、委員長、副委員長を次のとおり決定。
なお、委員等については次のとおり。
(1)委員名簿
所属及び役職名
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氏名
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備考
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日本赤十字社鳥取県支部事務局長 |
前嶋 成樹 |
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鳥取県共同募金会配分委員会委員長 |
相見 槻子 |
副委員長 |
鳥取県社会福祉協議会専務理事 |
杉本 新二 |
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NHK鳥取放送局長 |
小田橋 昭仁 |
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鳥取県福祉保健部長 |
藪田 千登世 |
委員長 |
鳥取県生活環境部くらしの安心局長 |
酒嶋 優 |
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(2)事務局
鳥取県福祉保健部福祉保健課
(3)義援金配分委員会設置要綱
配分委員会設置要綱(PDF:50KB)
2 第1回配分委員会
(1)日時 11月29日(火)午後2時から午後3時
(2)場所 日本赤十字社鳥取県支部奉仕団室
(3)概要 以下のとおり
ア 受付状況
窓口
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件数
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金額(円)
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日本赤十字社鳥取県支部 |
420
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33,901,533
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鳥取県共同募金会 |
702
|
11,980,030
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鳥取県 |
151
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18,093,147
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合計
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1,273
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63,974,710
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イ 配分案
一次配分基準
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必要額試算
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想定件数
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必要額(千円)
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人的被害(死亡) |
該当なし |
-
|
-
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人的被害(重傷者) |
70千円/人 |
4件
|
280千円
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住宅被害(全壊) |
100千円/世帯 |
20世帯
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2,000千円
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住宅被害(大規模半壊) |
50千円/世帯 |
125世帯
|
6,250千円
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住宅被害(半壊) |
35千円/世帯 |
125世帯
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4,375千円
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合計
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-
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-
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12,905千円
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ウ 主な意見
・義援金約64百万円に対し、一次配分額が約13百万円であり(約2割)で少ない。
・約8割が保留となっているが、どうするのか早急に検討すべきである。
・個々の配分額が低い。他県の災害例でも一次配分で30~40万円であり、増額を検討すべきである。
3 第2回配分委員会
(1)日時 12月2日(金)午後3時45分から午後4時20分
(2)場所 県庁第34会議室
(3)概要 以下のとおり
ア 配分案
一次配分基準
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必要額試算
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想定件数
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必要額(千円)
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人的被害(死亡) |
該当なし |
-
|
-
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人的被害(重傷者) |
100千円/人 |
4件
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400千円
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住宅被害(全壊) |
300千円/世帯 |
20世帯
|
6,000千円
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住宅被害(大規模半壊) |
150千円/世帯 |
125世帯
|
18,750千円
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住宅被害(半壊) |
100千円/世帯 |
125世帯
|
12,500千円
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小計
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-
|
-
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37,650千円
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住宅被害(小規模半壊) |
県の被災者住宅修繕支援金に活用 |
26,325千円
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合計
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-
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-
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63,975千円
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イ 主な意見
・配分額が増額してあり事務局案を了承する。
・今回の配分ルールは、小規模半壊世帯が99%という特殊な災害のものであり、今後の災害の
時はその被害の実態に応じた配分ルールとすること。
4 今後の予定
○年内を目途に市町村に対して義援金を配分
○市町村から随時被災者へ義援金を配分
○第3回配分委員会を1月下旬頃、第4回配分委員会を4月上旬頃に開催