毎年、国(内閣府)においては、日ごろから防災思想の普及又は防災体制の整備に尽力し、又は災害時における防災活動に顕著な功績のあった個人又は団体を防災功労者として内閣総理大臣が表彰しています。
令和6年度は、防災体制の整備に多大な貢献をされたとして、賀露地区自主防災会連絡協議会が防災功労者内閣総理大臣表彰を受賞され、令和6年9月13日に総理大臣官邸で表彰式が行われました。(表彰式について:首相官邸ホームページ)
※出典:首相官邸ホームページ
(https://www.kantei.go.jp/jp/101_kishida/actions/202409/13hyousyou.html)
[受賞者・功績等]
(1)受賞者:賀露地区自主防災会連絡協議会(鳥取市)
(2)受賞区分:防災体制の整備
賀露地区自主防災会連絡協議会は、賀露地区11区の自主防災会(町内会)及び防災リーダー、避難所開設担当者などが中心となり、安否確認の訓練や、避難所マニュアルの共有及び避難所開設訓練に係る防災研修等の活動を毎年継続して行っており、地域における防災意識の向上に尽力している。中でも、全世帯を対象とした地区内一斉の安否確認訓練では、各自主防災会(町内会)がその地域特色等に適したテーマを設定し、継続して毎年訓練等を行っていることから、地域住民の結びつきを強化し、自助・共助の意識の向上に繋がっている。
また、令和6年1月1日の能登半島地震においては、津波注意報発表により避難を希望する地域住民の声に対して、行政からの要請に先立ち、自主的に避難所を開設した。さらに令和6年4月、賀露町自治会として鳥取市及びNHK鳥取と大規模災害時に賀露地区公民館を一時的にNHKの拠点とする覚書を締結し、災害時の住民への情報発信にも協力している。その他、防災用トイレ等の防災資機材を整備する等、同会は地域防災力の向上に努め、地域の防災体制の整備に多大な貢献をしている。
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