平成28年度鳥取県に関するイメージ調査

調査方法

インターネットによるアンケート調査(平成23年度から調査を行っており、今回で6回目の調査。今回の報告書には過去４年の比較を掲載しています。）

調査期間

平成29年2月3日から9日まで

調査対象

首都圏、中京圏、関西圏、中国・四国圏、九州圏の14都府県に居住する各年代別男女5400人

本県に対するイメージ

• 連想されるもの（自由回答）：約8割弱が「鳥取砂丘(76.1%)」を連想している。
• 連想される色（自由回答）：約6割が「ブラウン系(38.8%)」と「イエロー系(20.1%)」と回答している。
• 県に対するイメージ：2年連続で「地味(18.5％)」が1位となった。
• 当てはまる県のイメージ：約4割が「自然環境に恵まれた県(42.3%)」と回答している。
• 天候に対するイメージ：1位の「曇天(19.1%)」と2位の「晴れ(17.9%)」で4割近くを占めている。

話題・特産物・観光地の認知度

• 話題認知度：平成23年度から5年連続１位だった「ゲゲゲのふるさと鳥取県(46.3%)」に替わり「スターバックスが都道府県で最後にオープン・すなば珈琲(47.7%)」が初めて１位となった。また、新項目「鳥取県中部地震の発生(34.0％)」及び「鳥取砂丘スナホ・ゲーム解放区宣言(ポケモンＧＯ)(22.5％)」は、高い認知度となった。 
• 特産物認知度：「二十世紀梨(63.0%)」が6年連続1位と安定している。次いで「砂丘らっきょう(32.3%)」「松葉がに（29.2%)」、新規項目の「大山どり(16.2％)」がこれらに続く。
• 観光地認知度：「鳥取砂丘(92.2%)」「水木しげるロード(50.8%)」、「大山(36.7%)」と6年連続で同じ順位となった。「すなば珈琲(30.1%)」が4位に次続く。

魅力向上に必要な分野・鳥取県に関する情報の入手経路等

• 魅力向上に必要な分野：「情報発信・ＰＲ・知名度アップ(10.4%)」「観光地の整備など観光対策の強化(4.7%)」は継続して減少傾向にある。
• 情報の入手経路：「テレビ〔番組＋ＣＭの合算〕(42.6%)」が突出しており、6年連続で1位である。次いで「インターネット〔ＳＮＳ＋それ以外の合算〕(13%)」「旅行雑誌(6%)」と続く。 「わからない・特にない(26.2%)」は前年よりやや減少した(3.6pt減)。
•  今後最も得たいと思う情報：「グルメ(22.4％)」が1位で、増加し続けている。 

鳥取中部地震の被害

•  人・建物・農業・水産業への被害：各項目とも「わからない」との回答が6割前後を占めるほか、死者について「被害が大きい(9.2%)」、「被害が小さい(21.9%)」と、合わせて3割近く死者がいたと誤認している。
• 地域別の被害：どの地域も「わからない」が73～75%、被害あり(「被害が大きい」と「被害が小さい」の合計)は各地域で21～25％と、大きな地域差は見られず、また、具体的な被害地域についての認識が薄い傾向にある。
• 被災地の現状：「わからない(61.2％) 」が過半数強を占めるものの、現在も被害が続いている旨の回答はいずれも1割程度にとどまっている。

訪問意向

• 鳥取県への訪問意向：7割(71.9％)が「行ってみたい」と回答している。
• 訪問する目的：「自然で癒される(24.5%)」「温泉地でリフレッシュする(21.6%)」が比較的高い。