林業 木山恭介

職員メッセージ

基本情報

林業 木山恭介農林技師

農林技師 木山 恭介

西部総合事務所 日野振興センター 日野振興局 農林業振興課 林道担当

平成29年度採用

 

現在の業務内容

 主な業務は、木を搬出するなどの森林施業の基盤となる林道の開設で、設計書を作成・発注し、監督員として林道工事の監督業務を行っています。また、除草などの作業、災害により被災した林道箇所の復旧工事の発注・監督といった、林道管理者としての維持・管理業務も行っています。時には自分たちで草刈りをしたり、災害直後は迅速に調査に出かけたりと作業着を汚しながらの業務も行います。

 

仕事のやりがい

 工事着手時は木々で生い茂っていた山が、計画ルートに沿って木が伐採され、掘削が始まる。そして構造物が付き、舗装される。現場によって施工方法や条件が異なるため施工業者さんと何度も協議を重ねながら、元は山だったところにきれいな道ができます。いろいろと苦労することはありますが、最終的に自分の仕事の成果が形になるところにやりがいを感じます。

 

入庁して驚いたこと

 大学時代は植物組織学を専攻し、卒業論文は遠心分離機を使用するようなインドアな研究室でした。そんな私が入庁して最初に林道担当という土木寄りの担当に配属されたときは本当に驚きました。ですが、そんな何もわからない私に対して上司は丁寧に教えてくださるので何とかやっていけています。それに今まで触れたことのない分野なのですべてが新鮮で、新しい知識や出来る事が増えていくことに楽しさを感じながら仕事をしています。

 

県職員を志望した理由

 私は鳥取県中部出身で九州の大学に進学したのですが、大学時代、「鳥取県のことほとんど知らない」という友人が多くいたことが衝撃的で、自然豊かで魅力あふれる鳥取県のことをもっと全国に広めたいという思いから、鳥取県のために働く鳥取県職員を志望しました。

 

職場の雰囲気

 普段は和気藹々と仕事をしています。業務の中でわからないことがある時は担当を越えて話し合ったり、他担当の現場の補助をしたりと、お互い持ちつ持たれつの関係で協力しながら業務を行っています。また、新しい技術を取り込むために積極的に課内で研修会を企画するなど、皆が日々向上心をもって業務に取り組んでいます。

 

その他(仕事で心がけていること、つらかったこと等)

 業務上工事を監督する立場であるため、業者さんに対して指示を出す場面がありますが、お互いに意見が言い合えるような雰囲気づくりを心がけています。もちろん発注者の立場として厳しく言わなければならない時もありますが、実際に施工をするのは業者さんです。監督といえども関係は対等であり、業務を進めるうえで、お互いが協力関係にあることが大前提なので、業者さんの立場も考慮したうえで、お互い気持ちよく仕事ができるよう考えて発言するようにしています。

 

県職員を目指す人へのメッセージ

 県職員は市町村や地元の方など地域の方々と直接接する機会が多く、「県民の要望に応える」というのは責任が伴い大変なことですが、同時に味わえる達成感は格別なものだと思っています。「地域と深くかかわる仕事がしたい」「地域の方々のために働きたい」そんな思いをもっている方と一緒に働ける日を楽しみにしています。

 

ある1日のスケジュール

8:30 勤務開始
9:00 現場立会
12:00 昼休憩
13:00 林道開設工事設計書作成
16:00 主任技術者との打合せ
17:30 退庁
  

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