○PDCAサイクルを毎年回す現在の構成(第一編、第二編(毎年改訂))を継承
第一編「中期的な取組方針」、第二編「重点取組施策、数値目標」といった二部構成とし、
第二編は毎年改訂することでPDCAサイクルを回す現在の枠組みを継承。
○県教育委員会が策定する「鳥取県教育振興基本計画」の内容を網羅
県教育委員会が改訂した「鳥取県教育振興基本計画(令和元年度から5年間)」の取組の方向
性などについて、基本的に、すべて大綱に反映。
○社会状況の変化や本県教育の現状、課題等を踏まえて取組方針を設定
子どもの未来を拓く特色ある高校づくり、ふるさと教育やキャリア教育の推進による人財育
成、登下校時の安全確保などの記載。
○大綱の期間
令和元年度から令和4年度まで
○構成
第一編(中期的な取組方針)、第二編(重点取組施策、数値目標)
<第一編:令和元年度から令和4年度までの中期的な取組方針>
若者の県内定着・Uターン対策、少子化に伴う生徒減少、時代の変化に対応できる教育環境整備の必要性などの観点から、取組の充実・強化を図るため、「『ふるさと鳥取』を支える『人財』の育成」、「時代や社会の変化に対応できる教育環境の充実」を新たに柱建て。
(1) 学ぶ意欲を高める学校教育の推進~全国に誇れる学力を目指す学びの質の向上~
新(2) 「ふるさと鳥取」を支える「人財」の育成~郷土への愛着と誇りを醸成するふるさと
教育の推進~
拡(3) 時代や社会の変化に対応できる教育環境の充実~時代の変化に対応し、安全・安心に
学べる教育環境づくり~
(4) 一人一人のニーズに対応した特別支援教育の充実~個々の障がいの種類や程度に応じ
た教育の提供~
(5) スポーツ・文化芸術の振興~スポーツ・文化芸術に親しむ環境づくり、「人財」
育成~
<第二編:令和元年度重点取組施策>
(1)学ぶ意欲を高める学校教育の推進
県立高等学校の在り方検討、学力向上策の推進、グローバル化に対応した英語教育の
推進など
(2)「ふるさと鳥取」を支える「人財」の育成
ふるさと教育の推進、キャリア教育の充実など
<新たな指標>
・「地域や社会をよくするために何をすべきかを考えることがある児童生徒の割合」
⇒数値目標:小学校48%、中学校40%
・「児童生徒に対し、前年度に、教科等の指導に当たって、地域や社会で起こって
いる問題や出来事を学習の題材として取り扱った学校の割合」
⇒数値目標:小学校85%、中学校80%
(3)時代や社会の変化に対応できる教育環境の充実
いじめ防止等への取組、多様な学びの機会の確保、安全教育の推進、
主権者・消費者教育の推進など
<新たな指標>
・「県立高校での消費者教育の実施」⇒数値目標:全ての県立高校
(4)一人一人のニーズに対応した特別支援教育の充実
障がい児への支援体制の充実など
(5)スポーツ・文化芸術の振興
運動部活動の充実、文化芸術活動の振興、県立美術館の整備推進など