10歳から17歳のスマートフォン所有率が6割を超えるとともに、
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及(ふきゅう)により、インターネット空間で多くの人とつながることができるようになりました。
また、SNSの世界では、お互いの名前、年齢など素性(すじょう)を明かす必要がないため、家族や友人に相談しづらいことも気軽に打ち明けることができるかもしれません。
しかし、名前や年齢を明かす必要がないことから、年齢、性別や性格を偽って(いつわって)青少年に悪意を持って接触(せっしょく)を図ろうとする大人も多数おり、犯罪に巻き込まれる青少年も後を絶ちません。
例えば・・・
○SNS上の知人から誘い出された。
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○旅行中の写真投稿や書き込みから自宅が空き巣被害にあった。
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○SNSなどへの投稿内容から個人が特定され付きまといを受けるようになった。
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○SNSやネットで知り合った人による性犯罪被害
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○自画撮り(じがどり)写真の交換に端を発した脅迫被害
<イラストの出典>インターネットトラブル事例集(2018年版及び2020年版)
総務省総合通信基盤局消費者行政第一課より
等々・・・。SNSで知り合った人が「いい人」ばかりでは決してありません。「会おうよ」「泊りにおいで」などメッセージが届いても、安易(あんい)に行かない、会わないようにし、身近な大人や相談機関に相談しましょう。