令和３年２月１日から１６日までの約２週間、消防職員幹部教育初級幹部科第２４期を開催した。幹部として必要な知識を学ぶこと、部下を守る技術を習得することを目的に、県内３消防局の精鋭が集結した。女性活躍推進、人権啓発など、組織運営に重要な講義を基にした事例研究発表も行い、学生間のコミュニケーションの充実も図れた。
令和３年１月１３日から２７日まで消防職員専科教育予防査察科第１３期を開催した。予防業務に従事する消防職員を対象に消防用設備の諸基準、建築物の規制、防火管理、査察、違反処理など予防業務遂行上必要な知識及び技術を習得した。
令和２年１２月１５日から２２日の期間で、消防職員専科教育危険物科第８期を開催した。危険物の能力や関係法規を学び、責任感のある行政指導ができるようになること。さらに、ディベート教育をとおして、伝え方の重要性と相手の意見をくみ取ることの大切さを理解することを目的とした。また、鳥取県内の危険物施設で校外研修をさせていただき、実際の施設を目視で確認しながら、知識を高めることができた。
令和２年１１月２６日から１２月１０日の期間で、消防職員専科教育警防科第１０期を開催した。近年多発する土砂・風水害災害対応及び区画された屋内における火災防ぎょを柱に、知識・技術の習得に励んだ。また、中核的な存在として必要な人材育成に関する知識やスキル、警防活動に欠かせない体力強化など、責務を完遂するための教養を一層深めた。
令和２年１１月１４日、１５日、２１日の３日間消防団員幹部教育指揮幹部科第４期を開催した。県内の消防団員９名が集まり、災害現場における安全管理や危険予知に関する研修、実際に救助器具を使用した救助活動訓練を行った。また、近年多発する大規模災害に際し、心的外傷ストレス障害（ＰＴＳＤ）を発症する消防団員に対してのメンタルヘルスに関しての研修も行った。すべてのカリキュラムに「討論」というテーマを掲げ、イメージすること、伝えることの重要性を学び、地域防災の中心的存在であることを再認識した。
令和２年９月２６日（土）鳥取大学医学部保健学科基礎看護学講座及び鳥取看護大学の共催により、消防職員特別教育介護技術研修会を開催した。県内の救急救命士を対象に、救急活動において高齢者及び障害をもたれている方に対応するための専門的知識と介護技術を学んだ。
令和２年９月１２日（土）消防団員専科教育機関科第５５期を開校し、災害現場における機関員の重要性を理解するとともに、安全管理や機関運用に関する知識及びポンプ車・可搬ポンプを用いた技術訓練を行った。消防団活動を活性化させる上で、県各地域から団員が集まり意見交換のできる良い機会となった。
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令和２年４月７日、消防職員初任総合教育（第５期）の入校式を実施した。
消防の責務を正しく理解させ、消防業務の基礎的な知識及び技術を習得させること。また気力・体力の錬成を図り、有能な消防職員を育成すること。併せて救急隊員の行う応急処置等の専門知識及び技術を修得させること。この３点を目的とし、２３名の入校学生は約７か月半の厳しい教育訓練のスタートを切った。鳥取県消防学校校訓に従い消防精神の更なるかん養を図るとともに職務を遂行する為、必要な人格・知識・技能の研鑽に精励することを全員で誓った。
