令和4年2月8日から令和4年2月18日の期間で、消防行政の動向を理解し、迅速かつ的確な意思決定により、上司の補佐及び部下の指揮監督を行い、組織を管理運営できる知識と人格を養成することを目的とし、また、オンラインでの教育を併用しながら、消防職員幹部教育中級幹部科第9期を開催した。
令和4年2月3日(木)から4日(金)までの2日間において、県下の消防職員を対象に、消防職員特別教育ホットトレーニング2日間コースを開催した。実火災体験型訓練施設を活用したものだけでなく、FCB、各種検証訓練を行うことで、火災性状や注水技術についてより知識を習得し、また学生同士で意見交換を重ね、一層理解を深めることができた教育となった。
令和4年1月12日から1月21日の期間において、特殊災害に備え、放射性物質、毒劇物等の基礎知識及び安全に任務を遂行するための活動要領習得を目的とし、またリモート方式での講義を含め、消防職員専科教育特殊災害科第7期を開催した。
令和3年11月19日、天候にも恵まれ鳥取県消防学校初任総合教育第6期の卒業式が無事挙行された。令和3年4月、県内消防局で消防士に任命され、消防学校に入校した24人。初めて顔を合わす同期と切磋琢磨した約7か月半。厳しい訓練を乗り越え無事、卒業式を迎えることができた。「気づくこと、考えること、楽しむこと」「今日の精一杯を頑張ること」を合言葉に大きく成長した。12月からは各消防局に配属となり、一人前の消防士を目指してさらに努力することになる。国民の生命・身体・財産を守り抜くため、ここ鳥取県消防学校から巣立って行った。
令和3年6月12日、女性消防団員教育第15期を開催した。入校者は県内の5名の女性消防団員で、防災についての検討会や消火器や消防水利を使用した実技訓練を行った。「地域防災の中心的存在であること」、「防災に対しての考え方」、「女性団員だからできること」の3つを教育テーマとし、充実した教育訓練となった。
令和3年4月7日、初任総合教育第6期の入校式を実施した。
消防の責務を正しく理解すること。消防活動に必要な知識や技術を習得すること。体力及び精神力を併せた「消防体力」を身に着けること。以上の3点を目的とし、女性5名を含む25人の入校学生は7か月半の教育をスタートした。「最後まであきらめない心」、「気づくこと、考えること、楽しむこと」を25人の合言葉とし、心を一つにしてやりきることを全員で誓った。
消防団員基礎教育第74期は、新任消防団員又は消防団員としての経験が概ね3年に満たない団員を対象に、2日間の開催予定を1日に縮小し、男性団員22名、女性団員1名の23名で行った。教育内容は、「消防団の存在意義」、「団員としての心構え」、「安全管理」の3点に焦点をあて、座学及び実技を行い、また団員同士の意見交換も活発に行われ、有意義なものとなった。