防災・危機管理情報


 地下水等調査結果に対する主な質問について、地下水等調査会委員に確認の上、同調査会としての回答を取りまとめました。

 地下水等調査結果に対する主な質問への回答 (pdf:2607KB)

 

【質問】

1 地質調査

(問1)福井水源地付近の地層や地質の解析結果が、地下水等調査会と米子市水道局の資料で違っているのは、なぜですか。

(問2)第2と第3帯水層間を隔てる難透水層(火山灰質固結粘土層)が全域に張り付いているとの結果ですが、No.11のボーリング柱状図には固結粘土層の記載がありません。また、粘土層といっても、難透水層とは限らないのではないですか。 

(問3)第2・第3帯水層間の難透水層(火山灰質固結粘土層)が、米子市水道局の福井水源地のボーリング資料に記載されていないのは、なぜですか。

(問4)「計画地」及び「福井水源地」で、なぜボーリング調査が行われなかったのでしょうか。

 

2 シミュレーション

(問5)計画地にある事業者の観測井戸(H26No.1、H27B-1)を、途中でシミュレーション解析から外したのは、なぜですか。

(問6)シミュレーションのモデルは、中身のわからないブラックボックスで、都合よく計算がされることはないでしょうか。

(問7)第2、第3帯水層間は、難透水層(火山灰質固結粘土層)で遮水されているとのことですが、「計画地周辺の水収支図」では、第2から第3帯水層にわずかに浸透する結果になっているので、計画地から浸透した地下水が第3帯水層に影響するのではないですか。

 

3 地下水の流向

(問8)第3帯水層の地下水位は、計画地付近の地点「モニタリング上流」では13.62m、福井水源地方向のNo.4-1では12.33mとなっています。水は水位が高い方から低い方に流れるので、計画地から福井水源地方向に流れるのではないでしょうか。

(問9)計画地で涵養された地下水は、計画地の東側に地下水の流れの境界である「分水界」があって、福井水源地や三輪山の清水に流れないとのことですが、「分水界」はどのように設定されたものなのでしょうか。

 

4 結果のまとめ

(問10)「福井水源地には懸念材料はない」、「三輪山の清水は影響を及ぼす可能性は極めて低い」との結果ですが、福井水源には本当に懸念がないのでしょうか。三輪山の清水は何が懸念材料だったのでしょうか。

(問11)大地震が起きれば、前提条件がすべて崩れてしまい、調査結果が永久的に正しいと言えないのではないでしょうか。

(問12)調査エリア全域にボーリング調査されれば、より信頼できる結果が得られるのではないですか。

 

5 その他

(問13)結果報告会で「計画地の第1帯水層の地下水は、計画地の谷を流れて塩川に合流する」ということでしたが、塩川を利用する農業に影響があるのではないでしょうか。

(問14)第3帯水層が「貯水盆」とのことですが、お盆のような形は断面図からは読み取れません。どのような形状をしているか、全体のイメージを示してもらえませんか。

 

  

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