本シンポジウムのアーカイブ動画を以下のURL(YouTube)からご視聴いただけます。
https://youtu.be/szfP9fs1JFM
<プログラム>
(1)司会者挨拶(開始時間00:00~)
(2)主催者挨拶(開始時間01:55~)
平井伸治(鳥取県知事)
(3)基調講演第1部(開始時間08:45~)
山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
(4)基調講演第2部(開始時間26:55~)
クロサカタツヤ(オリジネーター・プロファイル技術研究組合事務局長)
(5)パネルディスカッション(開始時間43:25~)
先端技術と民主主義のあり方を考える研究会構成員(6名)
[パネリスト]
石井夏生利(中央大学国際情報学部教授)
狩野英司((一社)行政情報システム研究所主席研究員)
亀井智子(米子市元町通り商店街振興組合理事)
鳥海不二夫(東京大学大学院工学系研究科教授)
横田明美(明治大学法学部教授)
[コーディネーター]
山本健人(北九州市立大学法学部准教授)
(6)スペシャルトークセッション(開始時間1:20:36~)
村尾信尚(NEWS ZERO 初代メーンキャスター(関西学院大学 教授))
山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
平井伸治(鳥取県知事)
(7)閉会挨拶(開始時間2:15:03~)
山本龍彦(慶應義塾大学大学院法務研究科教授)
【日時】令和6年7月10日(水)14時~16時30分
【場所】慶應義塾大学三田キャンパス南館地下4階ディスタンスラーニング室
【主催】鳥取県、慶應義塾大学KGRIサイバー文明研究センター
【会場の様子】
テーマ 「自治体が倫理面からデジタル課題にアプローチする意義」
~自治体デジタル倫理原則とOP憲章~
【基調講演第1部】
山本龍彦 慶應義塾大学大学院法務研究科 教授
先端技術と民主主義のあり方を考える研究会座長
OP憲章起草委員会共同座長
地方自治体がデジタル社会に対応する上で、民主主義や地方自治の本旨を踏まえ、どのような視点に留意して先端技術と向き合うべきかを研究するために、鳥取県が令和5年9月に立ち上げた「先端技術と民主主義のあり方を考える研究会」において提言された、人間主導のデジタル社会の実現を目指す上で、分野を問わず重要となる視点を10の原則として整理した「自治体デジタル倫理原則」の意義についてご講演いただきました。
基調講演第1部資料 (pdf:1794KB)
【基調講演第2部】
クロサカタツヤ オリジネーター・プロファイル技術研究組合 事務局長
慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任准教授
情報の正確性よりも人々の関心や注目を集めることで利益を生むネット社会の経済的特性(アテンションエコノミー)が、偽・誤情報の拡大を助長していると指摘されるなか、インターネット上の情報発信者の真正性と信頼性をユーザーに明示するデジタル技術「Originator Profile」(オリジネーター・プロファイル=OP)の概要のほか、OPの基本理念と運用制度のあり方を定めた「Originator Profile 憲章」の意義や背景についてご講演いただきました。
基調講演第2部資料 (pdf:1910KB)
テーマ 「自治体は民主主義を脅かすデジタルリスクをどう乗り越えるか」
[パネリスト]
石井夏生利 中央大学国際情報学部 教授
狩野英司 (一社)行政情報システム研究所 主席研究員
亀井智子 米子市元町通り商店街振興組合 理事
鳥海不二夫 東京大学大学院工学系研究科 教授
横田明美 明治大学法学部 教授
[コーディネーター]
山本健人 北九州市立大学法学部 准教授
先端技術と民主主義のあり方を考える研究会構成員の皆様からAIや偽・誤情報の最新の国内外の動向を踏まえて、地方自治体にとっての課題や、これを乗り越えるための方策について、各専門分野の視点から議論いただきました。
パネルディスカッション投影資料 (pdf:606KB)
テーマ 「生成AI時代到来!地方自治の未来をどう描くか」
~自治体デジタル倫理原則とOP憲章で地域を守る・育てる~
[登壇者]
村尾信尚 NEWS ZERO 初代メーンキャスター(関西学院大学 教授)
山本龍彦 慶應義塾大学大学院法務研究科 教授
平井伸治 鳥取県知事
スペシャルゲストとして、NEWS ZERO 初代メーンキャスターの村尾信尚関西学院大学教授をお迎えして、デジタル技術の進展がもたらす利益とリスクに地方自治体はどう向き合っていくべきかなど、生成AI時代の地方自治の未来について語っていただきました。