防災・危機管理情報


 令和7年2月28日、(一社)鳥取県木造住宅推進協議会が林業試験場木材加工研究棟において県産製材品の曲げ性能の合同公開実験を開催されました。

 これは,木構造建築に使用する梁桁といった材料の性能について理解を深めることを目的として、木構造建築研究所 田原賢氏の監修のもと、約50名が参加して行なわれました。

 予め強度の違うスギ、ヒノキの試験体(4~5m×12cm×21~30cm)を7本用意し、林業試験場所有の実大強度試験機により、梁として使用された際の縦使いの状況で上部より荷重をかけ、それぞれの試験体のたわみ量や破壊荷重等を計測しました。

 試験体は約50kNの荷重がかかると破壊が起こりましたが、梁の破壊自体なかなか目の当たりにすることがないため、木構造建築に携わって行くうえで大変参考になったと思います。

  実験 >>>合同公開実験

  試験 >>>曲げ強度試験

 
  

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