排水処理対策

川や湖の汚れの原因は?

汚れの原因には人為汚濁(生活排水・産業排水)と自然汚濁がありますが、近年では生活排水が特に問題視されています。特に生活排水が集中して流れ込んでいる都市部の河川や市内の小川が汚れています。 
 動物や植物の体をはじめとして、植物・排泄物はすべて有機物からできており、この有機物が川や湖に入ると「水の汚れ」になります。
 水を汚さないために、皆さんで家庭でできることから水の汚れを減らしていきましょう!!

生活排水とは

1日1人当たりの負荷割合
台所、風呂、洗濯等の生活に伴う排水(生活排水)のうち、し尿を除いたものを生活雑排水と呼んでいます。家庭において、一人1日当たり排出する汚濁負荷量(BOD)は43gといわれていますが、その内訳はし尿が13g(30%)、生活雑排水が30g(70%)となっています。しかも、し尿については法律上未処理のままでの放流が禁止されていますから、水質の汚濁に対する要因としては、し尿よりも生活雑排水の影響がはるかに大きいといえます。
 

家庭でできること

<台所で>
○ごみを水に流さないようにしましょう!
・流しの三角コーナーや生ごみ受けに水切り袋をつけましょう。
・水切り袋の代わりに古いストッキングも効果的!
・野菜くずや食べかすはごみとして出すか、肥料などとしても活用できます。
○油は絶対に流さないようにしましょう!
・廃食用油は使い切るか、ごみとして捨てるなど排水としては絶対に流さないようにしましょう!
・食器や鍋の油は、古布や新聞紙でふき取ってから洗うと汚れが非常に少なくなります。
○洗剤の使用について考えましょう!
・洗剤は多く使えば効果があるというわけではありません。適正な量を使いましょう!
・汚れの少ないものから洗っていくと、合理的で洗剤や水の量が少なくてすみます。
○米のとぎ汁はあまり捨てないようにしましょう!
・お米のとぎ汁には多くの養分を含んでいます。捨てると水の汚れの原因になります。
・植木などの肥料として有効に活用しましょう!

<洗剤で>

○洗剤に使用について考えましょう!
・洗濯では、石鹸や無リン洗剤を使いましょう。リンは富栄養化の原因のひとつです。
・洗剤の使用は、適正な量を測って使いましょう!

<お風呂で>

○お風呂の残り湯は有効に活用しましょう!
・お風呂の残り湯は、選択などに使って有効に活用しましょう!
・温度が高いので洗濯物の汚れもよく落ちます。
  

最後に本ページの担当課
   鳥取県 生活環境部 自然共生社会局 水環境保全課
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