【令和5年度大型クラゲの来遊状況等】
○現在のところ日本海に来遊する大型クラゲは『非常に少ない』状況です。
○10月3日に実施した本場の着底トロール網調査において1個体(かけら)の入網あり。
○見島~本県沖合で操業している沖合底びき網でも入網は見られるものの1,2個体とごく少量。
●大型クラゲ出現情報●
JAFIC 一般社団法人 漁場情報サービスセンターの大型クラゲ情報(下記URL)をご覧ください。
http://www.jafic.or.jp/kurage/
国立研究開発法人水産研究・教育機構の大型クラゲ情報(下記URL)をご覧ください。
http://jsnfri.fra.affrc.go.jp/Kurage/kurage_top.html
【参考1:令和4年度大型クラゲの来遊状況等】
○今漁期の鳥取県沖における大型クラゲの来遊は少ないです。沖合底びき網の漁場で、死亡個体が入網することがありますが、1度の入網数は数個体と少なく、大きな漁業被害は出ていません。
○10月12-14日に第一鳥取丸で実施した鳥取沖での着底トロール網試験操業の際に9調査点中、2調査点で1‐2個体の入網がありました。なお、いずれも死亡個体でした。
第一鳥取丸の試験操業での入網状況(xlsx:140KB)

○9月7日の境港地区小型底びき網で入網数は2個と少ないながら傘径100、120cmと文字通りの大型のクラゲが入網しました。
境港地区小型底びき網での入網状況(xlsx:141KB)
【参考2:令和3年度の調査結果】
●鳥取県水産試験場の来遊状況把握手法●
1 標本船調査
8月~11月の4カ月間、賀露地区、境港地区の小型底びき網漁船各1隻に標本船調査をお願いしています。大型クラゲ入網時等には、ファクシミリで情報提供いただけるようにしています。
賀露地区小型底びき網での入網状況(xlsx:142KB)
境港地区小型底びき網での入網状況(xlsx:143KB)
2 試験操業等の第一鳥取丸での調査
海洋観測や着底トロール網による試験操業等で、確認された場合は、この情報を関係機関に提供します。
第一鳥取丸による着底トロール網調査・桁網調査での入網状況(xlsx:148KB)
