防災・危機管理情報


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2013年5月28日

鳥取砂丘も梅雨入り。

本日の鳥取砂丘はポツポツと雨が降っています。今年は昨日27日に4番目に早い梅雨入りとなりました。サラサラだった砂は、少しずつしっかりと水分を吸収しています。日中は南風が強く吹き、湿った砂をも飛ばしていました。


今年は、例年より積雪や雨も少なく、通称 オアシスと呼ばれる場所は干上がっています。
そして、このオアシスには毎年、「アマガエルやトノサマガエル」が出現していますが、さて、今年はどうでしょうか?
なにせ、、真夏、7~8月の灼熱の砂中を耐え、真冬の凍りついた砂中を辛抱し、梅雨時に現れては「ゲロゲロ」と鳴き、観光客を驚かせます!
雨の中、この「ハマニガナの葉」の水滴を見て、今年も砂丘のど根性カエルに会えるよう期待しています!


~青レンジャー~

砂丘事務所 2013/05/28

2013年5月25日

ジオスポットバスツアー

今日は、今年度第1回の「鳥取砂丘砂丘魅力満喫ジオツアー」を開催しました。

今回のツアーは、砂丘周辺のジオスポットをバスで巡るツアーでした。

鳥取砂丘を含む山陰海岸ジオパークは、この砂丘の周辺にも見所のスポットが満載です。今日はその一部を見て回りました。

まずは、やはり鳥取砂丘。

砂丘の砂や地形・風紋などを砂丘が一望できる場所で説明。
鳥取砂丘

次は、オアシス広場のすぐ横にある「一つ山離水海食洞」。

昔、海がここまで来ていた証として、波によって削られた洞です。
離水海食洞

洞の中は大人も小柄なら立てるだけの高さがあります。
参加者にも実際に中に入っていただきました。
離水海食洞の中

次に向かった先は、岩戸海岸。
ここは、斜めに傾いた地層や岩石が波で削られた地形が間近に見られるところです。

岩場に降りるのはちょっと危ないので、突堤から見ていただきました。
岩戸海岸

蜂の巣のような穴や大きくえぐられた穴は「タフォニ」と呼ばれる地形だそうです。
タフォニ

駟馳山峠には、江戸時代に作られた石畳の道があります。
これは、難所の駟馳山峠を越えるために作られたそうです。
石畳道

この石畳道からは「大谷の沢」が一望できます。
大谷の沢

昔、池があったところを干拓し、今の水田になりました。

最後は、大谷海岸。

大谷海岸には、浦富海岸をつくる花崗岩や駟馳山をつくる多くの岩石が石(礫)として見られます。

また、溶岩が冷え固まった「水冷自破砕溶岩」も見られます。
水冷自破砕溶岩

参加者には、大谷海岸にどのような種類の礫があるか実際に探していただきました。
石さがしその1

石さがしその2

いくつの種類を見つけることができたでしょうか?

暑い中、参加していただきありがとうございました。


来月の鳥取砂丘魅力満喫ジオツアーは「多鯰ヶ池ミニハイキング」です。
参加者を募集中です。詳細はこちらをご覧ください。


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2013/05/25

2013年5月23日

サンドリサイクル

今日、馬の背から日本海を見ると、船が停泊して何か作業をしているのが見えます。

いったい何をしているのでしょうか?

実は、砂を海に投入しているのです。

鳥取砂丘は、近年、冬季の風浪や砂の供給源の減少による侵食作用を受け、海岸線が後退してきています。

このため、鳥取県では、鳥取港周辺の砂を鳥取砂丘沖に投入し、養浜工事を行っています。

この工事により、海岸線の回復の傾向が見られるようになりました。

鳥取砂丘を守るために、様々な取組みが行われています。

(黄レンジャー)

サンドリサイクル

砂丘事務所 2013/05/23

2013年5月22日

ハマヒルガオ通信?

今月になって、ハマヒルガオの開花の様子を何度かお伝えしています。

今日は、その最新版をお伝えします。

ハマヒルガオの花は今が満開。
砂丘の中のあちらこちらで見ることができます。

でも、私のお薦めは白い花を咲かすハマヒルガオ。沢山の花を咲かせています。
私の知っているところでは、2箇所で白いハマヒルガオが見られます。

追後スリバチ近くのハマヒルガオ
これは、追後スリバチの南、砂地が広がる場所です。

ピンクの花に混じって白い花が見られます。

もう一箇所は、砂丘の南にある火山灰露出地の近くです。
火山灰露出地近くのハマヒルガオ

こちらは、ケカモノハシなどの砂丘植物に混じっていますが、白い花が沢山咲いています。
白い花に混じってピンクの花が咲いているという感じです。

砂丘トンネルを抜けたところの市営浜坂駐車場からが近いですよ。

PS ハマゴウが葉を茂らせてきました。近くによるとハーブのような香りがしはじめてきました。
ハマゴウの葉


(オレンジレンジャー)

砂丘事務所 2013/05/22

2013年5月21日

新緑の鳥取砂丘を写す。

本日の鳥取砂丘は晴天に恵まれました。砂の上は二日前の雨でサクサク状態ですが、馬の背頂上から海側は風紋が広がっていました。


やはり、雄大な景色を写真に撮るのは、簡単なようでなかなか難しいです。今日は、地元鳥取の絵画クラブの方がお越しになり、絵画で砂丘を写しだしていました。






この白い帽子の方が絵の先生です。


先生のお話では、絵画は、「下手な人がいるから、上手い人がいるんでよ。」と言われ、、、?でも、みなさん上手でした!

この絵画クラブの方々、東は京都府京丹後市、経ヶ岬から西は鳥取市白兎海岸までの「山陰海岸ジオパーク」の見所を周って絵画にしているそうです。
今年、山陰海岸国立公園は指定50周年となりますので、是非、作品完成を見たいものです。

そして、午後からは、兵庫県の豊岡市から幼稚園児のみなさんも砂丘遠足に来られていました。(豊岡市も山陰海岸ジオパークです。)元気いっぱいの子供達は海まで行ってとても楽しそうでした。
(引率の先生、お疲れさまでした。皆さん、また来てくださいね!)


さて連日多くの方がカメラを持ってご来場されています。
どんな写真なのか?今日は特に気になりました。!

それから、「砂の美術館 砂で世界旅行・東南アジア編」の砂像も気になります。奈良からお越しの二人もご覧になったと思います。またお越し下さいね。


~青レンジャー~

砂丘事務所 2013/05/21

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