活動日誌

  

2017年7月13日

平成29年度 第2回 近世部会を開催しました。

 平成29年7月10日(月)、平成29年度 第2回 新鳥取県史編さん委員会近世部会を開催しました。  会議では、平成29年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 近世4・5因幡編』編集の進捗状況を報告し、来年度以降の刊行計画等について協議しました。

近世部会での協議の様子の写真
近世部会での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2017/07/13 in 会議など,県史編さん室

2017年7月4日

「占領期のTOTTORIを知る会」を開催しました。

 7月1日(土)鳥取市歴史博物館で、第二次大戦後に鳥取に進駐した占領軍の横顔と、占領行政の監視を行った鳥取軍政部の英文レポートの概要を紹介する「占領期のTOTTORIを知る会」を開催しました。当日は定員40名のところ、120名の方にお越しいただき、最後まで熱心に耳を傾けていただきました。  
 今後は毎月軍政レポートの解読と現地調査、聞き取りなどを行う連続講座「占領期の鳥取を知る会」を開催し、県民参加で占領期の実態解明を行っていきたいと思います。

第1部写真
(写真1)小山委員による「鳥取県にやってきた占領軍」


第2部写真
(写真2)西村課長補佐による「鳥取軍政隊関係資料が語りだす」

県史編さん室

公文書館 2017/07/04 in 県史編さん室,講座などのイベント

2017年6月27日

平成29年度 第1回 古代中世部会を開催しました。

 平成29年6月22日(木)、平成29年度 第1回 古代中世部会を開催しました。  
 会議では、収集資料の整理状況や「古記録編」刊行記念講演会の日程・内容、部会事業の成果と課題などについて協議しました。

写真1
(写真1)古代中世部会での協議の様子


 また会議終了後、鳥取県立博物館に移動し、新鳥取県史編さん事業の中で発見され、今年度県立博物館に寄贈となった史料と、智頭町で新たに発見された史料の原本調査を行いました。

写真2
(写真2)県立博物館における史料の原本調査の様子

県史編さん室

公文書館 2017/06/27 in 会議など,県史編さん室,調査

2017年6月22日

わくわく北中-公文書館の職場体験-

 平成29年6月19日(月)から22日(木)まで鳥取市立北中学校の2年生が職場体験学習に取り組みました。  
 以下、北中の土江・鶴巻が報告します。   
 1日目は、簿冊の綴り替えをしました。ホッチキスの針を取る作業がとても時間がかかりました。  次に、行政刊行物の並び替えは力仕事だったのでとても疲れました。でも、見やすくすることができたのでよかったです。

写真1
(写真1)簿冊の綴り替えの様子


 2日目は、マイクロリーダープリンターを使って紙焼き印刷をしました。みたこともない機械を使うので最初はどうしたらいいのか分からなかったけど、慣れたら簡単で楽しかったです。  
 次に、展示キャプション(説明文)の作成をしました。カッターを使うのは慣れてなかったけど、何回かしたらきれいに作成することができました。

写真2
(写真2)展示キャプションを作成している様子


 3日目は、地下に下りて簿冊に整理のためのシールを貼る作業をしました。地下には、たくさんの簿冊があったので驚きました。

写真3
(写真3)簿冊に整理のためのシールを貼る作業の様子


 次に、古文書の解読をしました。最初は、意味が分からなかったけど、最後の方では、少し読めるようになりました。  
 4日目は、ホームページの制作をしました。  
 この4日間で、仕事の難しさや楽しさなどを学ぶことができました。この経験を今後、生かしていきたいです。

公文書館 2017/06/22 in 館見学,県史編さん室,公文書担当

2017年6月21日

平成29年度 第1回 考古部会を開催しました。

 平成29年6月6日(火)、平成29年 度第1回 考古部会を開催しました。  
 会議では、平成29年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 考古3 飛鳥・奈良時代以降』、平成31年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 考古2 古墳時代』の刊行スケジュールや必要な取り組みなどについて協議しました。

考古部会での協議の様子の写真
考古部会での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2017/06/21 in 会議など,県史編さん室

2017年6月20日

平成29年度 第1回 民俗部会を開催しました。

 平成29年6月5日(月)、平成29年度 第1回 民俗部会を開催しました。  
 会議では、平成30年度刊行予定の『新鳥取県史 民俗2 民具編』の刊行スケジュール、新鳥取県史編さん事業において民俗部会が収集した資料の整理公開などについて協議しました。

写真1
民俗部会での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2017/06/20 in 会議など,県史編さん室

2017年6月14日

民俗部会が「漁具用具調査」を行いました。

 民俗部会は、平成29年度から湯梨浜町教育委員会及び鳥取県教育委員会文化財課と共同で湯梨浜町泊歴史民俗資料館所蔵の漁具用具の再調査(平成21年度に第1次調査を実施)を行っています。  
 週1回のペースで、湯梨浜町中央公民館泊分館で漁業経験者から漁具の写真を見ながら、使用法や対象魚、使用場所などをお話しいただいて記録化しています。

写真1
漁具についての聞き取り調査の様子


 6月7日は、湯梨浜町泊で戦前から漁業をされていた90代と80代の2名から聞き取りを行いました。  今回の調査は今後刊行される「民俗2 民具編」に反映されます。御協力いただいている泊地区の方々、湯梨浜町教育委員会に御礼申し上げます。
県史編さん室

公文書館 2017/06/14 in 県史編さん室,調査

2017年5月31日

平成29年度 第1回 現代部会を開催しました。

 平成29年5月19日(金)、平成29年度第1回新鳥取県史編さん委員会現代部会を開催しました。  会議では、平成30・31年年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 現代1 政治行政編』及び『新鳥取県史 資料編 現代2 社会経済文化編』の調査対象資料などについて協議しました。

現代部会での協議の様子の写真
現代部会での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2017/05/31 in 会議など,県史編さん室

2017年5月31日

平成29年度 第1回 近世部会を開催しました。

 平成29年5月29日(月)、平成29年度 第1回 近世部会を開催しました。  
 会議では、平成29年度刊行予定の『新鳥取県史 資料編 近世4・5因幡編』の刊行スケジュールなどについて協議しました。  
 また会議終了後、史料検討会を実施し、『因幡編』掲載資料などについて史料を閲覧しながら、協議しました。

近世部会での協議の様子の写真
近世部会での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2017/05/31 in 会議など,県史編さん室

2017年2月7日

民俗部会は「淀江傘製作用具調査」を開始しました。

 民俗部会は、2月1日、米子市淀江町の特産品である淀江傘の製作用具調査を開始しました。

写真1
(写真1)淀江和傘伝承館に展示される和傘


 淀江傘は江戸時代、文政期(1818-1830年)に生産が始まったと言われています。淀江町は竹材が入手しやすく、傘を大量に干すことができる砂浜もあり、大正時代には製造業者が71軒、年間生産量が17万本にものぼり、西日本一円に出荷するまでであったといいます。  
 この淀江傘は洋傘の普及で衰退しましたが、現在は淀江傘伝承の会が中心となって、生産技術を継承しています。この鳥取県を代表する特産品と生産用具を記録化するために、今回は傘骨作りに使用される道具を調査しました。

写真2
(写真2)節取り用の鉋(かんな)で竹外側の節を削る様子。
鉋は削る部分が竹の形状に合わせて円形になっている。


写真3
(写真3)節(ふし)削りの機械で竹の内側の節を削る様子


写真4
(写真4)傘骨の先端を細く削る「骨削り」


写真5
(写真5)「骨削り」は福岡県久留米市の小園江鉄工所が製作、正式名称は「最高級傘骨製造機械」とある。


 傘骨作りは多くの道具類を使用しています。節削りの機械のように、一見、新しく見える機械類も骨格部分の老朽化で木製から金属製に最近修理したもので、根本的な部分は戦争前のものもあります。古い壊れた機械を別途保管しておいて、部品取りしているそうです。唯一古い木製骨格が残っていた「骨削り」もこの日、金属製骨格に修繕されるため鉄工所に運ばれていきました。  
 今回の調査は今後刊行される「民俗2 民具編」に反映されます。今後、しばらく調査に御協力いただくことを了解していただいた淀江傘伝承の会の皆様に厚く御礼申し上げます。
県史編さん室

公文書館 2017/02/07 in 県史編さん室,調査

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