令和2年6月9日(火)に、八頭町立郡家西小学校で縄文・弥生時代のまとめの学習として縄文・弥生時代の道具について学んでもらいました。
歴史の授業が始まってまだ3時間目ということもあり、総数10点の縄文・弥生時代の道具(出土品)を前に、児童達は興味深々の様子。
自分たちの住んでいる町内から銅鐸が出土していることを説明すると驚きの表情。そして、実際に出土品に触れるなどして、どの時代の何の道具なのかを既習の学習を思い出しながら予想しました。
持参した出土品は、縄文時代の弓、石鏃(せきぞく)、地元の西御門遺跡出土の縄文土器、弥生時代の鋤(すき)、鍬(くわ)、地元の万代寺遺跡出土の弥生土器などでした。
児童からは、「石の矢じりは黒曜石だ」、「土器に文様があるから縄文土器だ」、「土器の横に黒い煤がついているから料理をつくる道具だ」などの鋭い予想がありました。
授業後、児童からは「米作りが始まって弥生時代に新しい道具が増えた。」などの発表がありました。
また、「今日の授業で歴史が好きになった」、「自分たちの町内から貴重なものが出土していて、古くからの歴史があることは誇りだ」というれしい児童からの反響がありました。
今回の授業では、地元の八頭町教育委員会から万代寺遺跡、西御門遺跡の土器を用意していただき、「ふるさとの魅力」満載の授業を町教育委員会の担当の方にも参観していただきました。

授業の様子
9月25日(水)に末恒小学校で戦国時代のお城について歴史授業をしました。児童たちは天守閣や石垣のない戦国時代のお城があることに驚いていました。
お城の役割を調べるため、地域にあるお城の仕組みを体感する城攻め体験をした後には、児童たちから「城を守る方が有利」、「城がないと領地を守れない」などの意見がありました。
また、一国一城令についても、「この令がないと江戸幕府も反乱が起きた時に大変」という意見もありました。
授業後の感想では、「地域にお城があってすごい」、「教科書に出てくる秀吉軍との戦いがこの地域にあったとはびっくり」などがありました。

城攻め体験

城の役割についてグループ討議