猛暑日が続く中、7月の訓練は三連梯子を中心に行った。梯子は火災や救助などの災害現場で使用する重要な資機材の一つであり、教官の指導にも熱が入る。また、8月2日に開催する消防学校オープンキャンパスに向けて、初任科学生自らが、県内の高校などを訪問して広報活動を行った。
7月になると10メートル以上の高所でのロープ渡過等、危険を伴う救助訓練が増える。6月は、その準備期間として教官の厳しい指導のもと、繰り返し設定訓練が行われた。また、8月2日開催のオープンキャンパスに向けて電話による広報活動、ドローン取り扱い訓練も行った。そして、入校してから初めてとなる校長点検を実施し、校訓の一つである「厳正な規律」の習熟度を確認した。
➡6月の訓練の様子が「テレポート山陰」で放送されました。
放送日時:7月31日(水)/「テレポート山陰」18時15分~19時の放送時間内
※放送内容は「ちゃんねるテレポート山陰(YouTube)」にてご視聴いただけます。
令和6年6月10日から5日間の日程で、指導的立場になる消防職員を対象に、実火災体験型訓練指導者養成コースを開催した。7人の入校性は、猛暑が続く中、火災性状に関する知識、熱環境下における注水技術、そして様々な指導技法等を修得した。
令和6年6月8日(土)、消防団員特別教育女性団員教育第18期を実施した。今回は6名の入校者があり、消防制度、火災予防、住民指導要領等の講義及び、小型ポンプにより40mmホースによる放水訓練等に熱心に取り組んだ。
5月は、救助技術で最も基本となるロープ結索訓練から始まり、中盤の災害対応訓練では被災地への支援を想定してホースやバスケット担架などの資器材を携行し高低差のある30キロメートルの道のりを強歩した。そして月末には4班対抗のポンプ車操法大会を行った。消防学校オリジナルルールでの競技も実施し、25名の学生は大粒の汗を流した。
➡5月の訓練の様子が「テレポート山陰」で放送されました。
放送日時:6月5日(木)及び10日(月)/「テレポート山陰」18時15分~19時の放送時間内
※「ちゃんねるテレポート山陰(YouTube)」にてご視聴いただけます。
(1)6月5日(木)放送分 「密着!鳥取県消防学校第2弾~ドッキリ30キロ行軍編~」
(2)6月10日(月)放送分 「密着!鳥取県消防学校第3弾~ポンプ車操法大会編~」
令和6年度消防団員特別教育消防操法指導科第47期を5月11日、12日の両日で実施した。一日目に屋外で実際に操法訓練を行いながら注意点を確認し、二日目に操法実施要領、審査要領を座学で詳しく確認し、操法指導に対する心構えを新たにした。
4月は、防火衣着装やホース延長、心肺蘇生法などの基本的な訓練を中心に行った。体力測定も実施し、現時点での筋力、瞬発力、持久力を確認した。そして個性豊かな25人のまとめ役となる総代、副総代も決まり、彼らの「日々鍛錬」が始まる。
➡4月の訓練の様子がテレポート山陰で放送されました。(5月2日)
放送内容は、ちゃんねるテレポート山陰(YouTube)<密着 鳥取県消防学校 新たな一歩を踏み出した訓練生に立ちはだかる教官の壁>にてご覧いただけます。
令和6年4月20日、21日の二日間、消防団員基礎教育第77期を実施した。一日目にホース搬送、展張要領、結合要領及び消火栓、防火水槽の水利部署要領の活動訓練を実施し、二日目に消防制度、火災防御、安全管理の講義及び規律訓練を実施した。各団員熱心に取り組み、消防団活動に対し決意を新たにした。
令和6年4月4日に初任総合教育第9期の入校式を行った。女性職員1人を含む25人の学生は、11月15日までの入校期間中に消防活動で必要な知識と技術を習得する。「気づきと想像力」を教育主眼とした彼らの成長ぶりを毎月掲載しますので、応援よろしくお願いいたします。