10月5日から27日にかけてズワイガニ漁期前トロールを実施しました。
この調査は、来る11月6日に解禁になるズワイガニの資源量を推定する目的で、毎年解禁直前にあたる10月に実施されています。
調査地点は鳥取沖・隠岐北西沖・出雲沖にかけての水深182メートルから440メートルの海域全28地点です。
網に入ったカニです。
![かごに入ったカニ](/secure/1000803/P8180133.jpg)
網を引く場所により、魚類以外に木やゴミ、泥等も揚がってきます。
![トロールにより揚がった漁獲類](/secure/1000803/IMGP3784.jpg)
越前クラゲも揚がりました。
![越前クラゲ](/secure/1000803/IMGP3748.jpg)
獲れた漁獲物は魚種別に重量・長さの測定を行います。
![漁獲物の計測](/secure/1000803/P8180135.jpg)
又、今回の調査では獲れた魚の水揚げを試みました。換金されたお金は鳥取県の財源として運用されます。
![箱詰めされた魚](/secure/1000803/IMGP3759.jpg)
ところで、カニの水揚げ量が日本一である蟹取県(鳥取県)は今年の漁期から甲幅13.5センチ以上、重さ1.2キログラム以上など5つの厳しい条件を満たすズワイガニに『五輝星』という名称を付け、トップブランドとして売り出すそうです。
この五輝星というカニは全体の1.5%にも満たない貴重なものだそうで、今回の調査でも五輝星サイズのカニは1枚しか獲れませんでした。
今年もズワイカニ漁が豊漁であることを願って止みません。