立春が過ぎても肌寒い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
今回は久々に土木システム科の校外実習の様子をご紹介します。
土木システム科では、毎年建設工事現場に出かけていき、実習を行っています。
今回は湯梨浜町の東郷池の堤防工事現場で、丁張作業を行いました。
丁張とは、建造物をつくる際に基礎の高さの目印として使うもので、木杭を打ち水平の板を取り付けて設置します。
それでは1月の寒空のもと、土木システム科の訓練生が丁張作業に奮闘する姿をご覧ください!
まずはトータルステーションという機器で、角度と距離を測っている様子です。
写真では、測量ポイントを視準しています。
視準する先では、距離を測るためのプリズムを支えています。
測量が終わり、丁張の杭を打ち込んでいきます。
二人で協力しながら作業を進めています。
「おい、しっかり支えろよ!」
杭を打つ手に力が入ります。
次は、水準測量の様子です。
オートレベルにて、高低差をもとに杭の標高を測定していきます。
こちらは丁張杭の高さとセンターからの距離を確認しています。
堤防の肩位置を確認しています。
これで丁張設置完了です。
写真奥に向かって、丁張がきれいに整列している様子がわかりますね。
この丁張の高さまで堤防を盛土していきます。
最後に美しい湖畔をバックに、土木システム科全員で記念撮影です!
この後、堤防の盛土工事が行われます。
3月には完成した堤防の見学に再び訪れる予定です。
桜色舞うころにはどんな景色に生まれ変わるのか、とても楽しみですね♪