本年も余日少なくなって参りましたが、皆さまにはお変わりなくお過ごしでしょうか。
暖かいこたつが恋しい季節ですが、本日は土木システム科の屋外での「測量現場実習」の様子をご紹介します!
土木システム科では測量技術の習得を大きな柱としていますが、例年、中部総合事務所県土整備局発注工事の受注業者様のご協力をいただき、本物の工事現場で実際に施工で使用される丁張の一部を設置させていただいています。
1回目の道路改良工事(10月)に続き、今回は砂防工事のための工事用道路の丁張設置です。
自分たちが設置した丁張に合わせて実際の施工がされると思うと・・・、寒さ以上に身が引き締まります。
それではスナップショットの数々をどうぞご覧ください!
丁張とは?
現場に作る実物大の立体的な目印です。
作業の目標となり、仕上がりをイメージできるもので、木杭、板、釘で
出来ています。この丁張りを頼りに現場作業を行います。
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まずは準備作業!何事も段取りが重要です。
設置済みの杭の確認や丁張設置する測点の控え杭を設置します。
いよいよ丁張設置です。
今回の作業は斜面!
なおかつ伐採された杉が行く手を阻み、地面にはちょっとぬかるんだ場所も・・・
しか~し!着実に訓練を積み重ねた訓練生に不可能はない!!(はず)
測量機械の設置場所も自分たちで考えます。
高低差があるので効率の良い場所を話し合います。
それにしても、ものすごい数の伐木!気が遠くなります・・・
ジャマな伐木は「ヨイショ!」
無事に丁張設置の現地作業が終わりました。
このような形で仕上がっています!
あとは学校でデータを整理して、報告書を施工業者の方に提出して終了です。
ご協力いただいた施工業者と中部総合事務所県土整備局のみなさま、貴重な体験の場を提供いただき、本当にありがとうございました。