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調査研究(古代山陰道)

古代山陰道の現地説明会を開催しました!

 令和2年9月27日(日)に古代山陰道現地説明会を開催しました。当日は心配していた天候も次第に回復し、地元の青谷町の方をはじめ89名もの方に参加いただきました。コロナウイルス感染拡大防止のため、解説時間を10回に分けて行い、国内初の発見となったつづら折りの道路遺構を少人数でじっくりご覧いただきました。

 参加いただいた方からは「古代山陰道がどのように険しい山を乗り越えたかが分かった。」「つづら折りの道路を馬に乗り往来していたのを想像し、古代の人々の苦労が垣間見えた。」「さらに東側の旧気高町域や青谷西側のルートもぜひ調査してほしい。」などの感想や要望をいただきました。

 今年度の発掘調査は間もなく終了しますが、今後も調査成果の取りまとめを行うなどして、遺跡の価値を引き続き皆様にお伝えしていきたいと思います。

古道に沿って残る古代道路の痕跡部分で道路側溝が見つかった様子をご覧いただきました。

現地形に残るつづら折りの古道を歩いて、気分はもう古代人?

絵巻物に描かれたつづら折りの道をパネルで紹介しながら、古代道路を想像していただきました。

当日の現地説明会資料はこちら⇒現地説明会資料

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センター紹介

 久松山地域は戦国時代以降鳥取城が築かれ、鳥取藩32万石の中心地でした。現在でもこの地域は県庁があり、行政の中心地となっています。

 しかし、戦国時代から遡ること約800年前の奈良時代、県庁から4キロほど離れたこの国府町に国史跡因幡国庁(現在の県庁にあたるもの)がありました。今ではひっそりとした田園地帯ですが、因幡三山(甑山(こしきやま)、今木山(いまきやま)、面影山(おもかげやま))に囲まれ、当時の面影を残す万葉の歴史と古代の出土品にあふれた万葉の里となっています。
 この歴史豊かな万葉の里の一角に埋蔵文化財センターはあります。


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