大工さんを養成する木造建築科の生徒4名は、訓練のために半年以上かけて実習棟内に木造家屋を建ててきましたが、3月初旬ついに完成しました。( が・・しかし何日か後には解体しますが・・!! )
それでは内装工事、完成見学会、そして解体までの様子をご覧いただきましょう。
材料の切り出し 天井貼り
内壁下貼り 奥が洋室、手前は和室
そしてついに完成しました
完成したと言っても、大工の施工部分を経験するまでの工程です。 色々な仕上げ、下地を施しました。完成後は、共に施設内で訓練を行っている普通課程(ものづくり情報技術科、土木システム科)の生徒を招き見学してもらいました。これも当校ならではの、またとない機会です。
ものづくり情報技術科2年生が訪れました
足場に乗るのは初体験
リアルな仕上がりに驚き! 本物ですから・・
せっかく建てた家屋も時間を置かずに解体です。 生徒にしてみれば苦労して完成させただけに、名残惜しかったでしょう。
仕上げ(内装)を外した後、外壁から解体されます あっと言う間に柱だけとなり・・
そしてサラ地ならぬサラ床に
そして完成家屋を見学させてもらった、ものづくり情報技術科2年生の生徒が逆に、こちらも訓練のしめくくりに半年近くかけて製作した自動制御システムを、木造建築科の生徒に説明する機会を設けました。それぞれの生徒にとって貴重な交流の時間となりました。
まずは機械の動きを見学。 難しそ~
回路やプログラムの説明を担当者から受けます。 わかったかぁ~
それぞれの専門分野でしっかり交流した後は、修了記念も兼ねたタコ焼き交流会で親睦をはかりました。
うまく焼けたかなぁ
だんだん慣れてきた。うまそ~
もちろん手指はしっかり消毒済です
本年度当初は新型コロナの影響で休校の日もありましたが、その後は順調に訓練が進み、加えて事故などもなく、めでたく修了となりました。修了した訓練生が新しい職場で活躍するよう、指導員は願っています。