1月22日は網代港地方卸売市場で市場調査を行いました。
この日は6隻の入港があり、漁獲の主体は先週と同様にアカガレイで1660箱の水揚げがありました。
その他にも松葉がにやモサエビ(クロザコエビ)、ガラモサエビ(トゲザコエビ)、活のオニエビ(イバラモエビ)、ババちゃん(タナカゲンゲ)など多種多様な沖底の魚種が水揚げされていました。
そして、先週から少しずつ漁獲があったハタハタですが、本日もややまとまった水揚げがありました(200箱程度)。
体長13-16cmの小型サイズ(4~5番銘柄)がメインに水揚げされていました。
一方で、1隻当たり最大で140箱の水揚げがあった船もありましたが、
その中で体長20-25cmの大型サイズ(1番銘柄)は1箱しかありませんでした。
このサイズになると、4~5歳のハタハタになると思われます(ハタハタの寿命は5歳程度)。
2023年がハタハタの極端な不漁年となりましたが。その時の漁獲の主体となるはずだった2021年生まれの数少ないハタハタがこの大型銘柄に混ざっていると思われます。
大型のハタハタはとても希少な状況となっていますが、漁業者、漁協の販売担当者にお願いし、なんとか精密測定用に購入させて頂きました。
毎年、量は少ないですが冬-春によく見る毛ガニも水揚げされており、本日は特大サイズ(1.5kg以上)の毛ガニがいました。
沿岸のイカ釣りではヤリイカも少量ながら水揚げされていました。