2014年2月21日

春期底曳網調査を実施しました。今回はゲストも乗船!

底曳網漁は3月21日からズワイガニが禁漁となり、5月末までカレイやハタハタなどの魚を獲るようになります。

今回は、満1歳になったハタハタが産卵場からどれぐらい山陰に来ているか、また子持ちのアカガレイがどれぐらいいるかを調べました。漁獲物は写真のように魚種ごとに竿ばかりで重量を測定し、それぞれの魚が前年に比べて多いか少ないか比較します。

アカガレイは潤沢にいるようですが、ハタハタは少なそうです。このような情報を漁業者と共有し資源状態を見極めて、少なくないと判断された時には休漁や漁獲量の制限、漁獲サイズの制限などの資源保護を行います。

測定

今回、山陰ジオパークで活躍されている写真家のTottori blue中谷英明さんが乗船されました。ビクニンという深海魚をスチール撮影されたり、荒れ狂う冬の日本海を動画撮影されました。

揺れに慣れている私達でも船酔いしそうな揺れだったのに、中谷さんは撮るのに夢中で不思議と酔わなかったそうです。戦場(船上)で必死にシャッターを切る写真家の姿を見ました。

Tottori blue中谷英明さんによる冬の日本海のyoutube動画(船酔い注意)

次々と形を変えるこの惑星の表面は何とゲイジュツ的なんだろう
重力が体を持ち上げそして落とす、この繰り返しこそが地球の今、なのだ。
中谷英明
中谷さん

 

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