2015年4月30日

ニューストンネット調査、魚探較正、イカ釣り調査を実施しました。


ニューストンネット調査を実施しました。

目的は、イワシの稚魚を採捕し、今年度の漁獲高を推測するためです。


採捕ネット

こちらが採捕に使用するネットの先端です。先端は、ビン状になっていてサンプルボトルに移しやすいようになっています。


サンプルボトル

ネットに藻やゴミが入ったりしますが、色々な魚種の稚魚がまぎれている事もあるので、まとめて持ち帰りです。




         『魚探較正、イカ釣り調査の実施』4月21日~4月24日



タングステン球

魚探較正に用いるタングステン製の超高価な球です、
取り扱いには、細心の注意を払います。


魚探校正

舷側に3本の竿を固定し、それぞれのラインを一つにまとめ、その先端に先ほどの球を固定します。


魚探校正その2

各竿のラインの長さを数十センチずつ微調整し、三点張りで船底送受信器真下に球が来るようにして、魚探校正を行います。


魚探画面

スコープ画面の中央に映っている点(丸)が、先ほどのタングステン製の球の位置です。球がスコープの真ん中に来た瞬間の値を、10回読み取ります。

船が錨を下していても、風や潮の影響で少しずつ動いているため、なかなか真ん中に球が来ません。


イカ釣り調査開始

魚探校正の海域から、イカ釣り調査の海域まで移動してきました。
今回の操業は、集魚灯18灯での操業区域のため、減光しての調査開始です。



操業中の漁船

隣でイカ釣りをしている漁船です。距離は、鳥取丸から5キロほどの距離で操業しています。


イカ釣り調査


操業中は、イカ釣り機の作動状態、仕掛けの絡まりなどに注意します。
今回のイカ釣り調査は、二晩行い釣果は初日が110杯、2日目が290杯でした。




 

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