防災・危機管理情報

スズメバチにご注意ください

スズメバチにご注意ください!

 平成22年10月14日、江府町内の山林でオオスズメバチに刺された女性がお亡くなりになる痛ましい事件が発生しました。
 スズメバチは9月に入るとこれまで巣の中で育っていた幼虫が一斉に羽化してその数も増え、9月から10月にかけてピークに達するとともに、攻撃性も高まりを見せます。

スズメバチによる被害に遭わないために、次のことに注意してください。

  

スズメバチに襲われないために

1 巣に近づかない

  巣に近づくと、巣を守ろうとしてスズメバチが威嚇のために接近してきますので、近くをスズメバチが飛んでいたら、静かにその場から離れましょう。

 2 服装に注意

 野山に出かける時は、長袖、長ズボンによる肌の保護が基本です。スズメバチに対しては、黒い色の服を控えるほか、香水やヘアスプレーも避けるほうが無難です。
 逆に白や黄色の服装や帽子の着用は効果的です。


もし追いかけられたら

  1. スズメバチは、動きの遅いものや静止しているものをうまく判別できないので、じっとしているのも有効ですが、ケースバイケースです。
  2. 巣を刺激して追いかけられた時は、地面に伏せるなどして攻撃をかわしたほうがよい場合もありますが、攻撃に転じたスズメバチは、いくら振り払っても執拗に攻撃してくるので、巣の近くにとどまることは非常に危険です。

もし刺されてしまったら

  1. 全身症状が起きたり、首から上を刺されたら、すぐに医療機関で受診しましょう。
  2. 一般的な対応方法は次のとおりです。
    • 冷たい流水で患部を洗い流しながら、毒と血液を一緒にしぼり出す。
    • 痛みや腫れは、水や保冷材などで冷やす。
    • 市販の抗ヒスタミン剤を含んだステロイド軟膏を塗る。
    • 気分が悪くなったり息苦しくなったりした場合は、全身症状の前兆である可能性が高いので、すぐに医療機関で受診しましょう。

代表的なスズメバチとその巣

オオスズメバチ

体長:27~45mm
営巣場所:主に土中や樹洞、藪の中など
オオスズメバチオオスズメバチの巣

キイロスズメバチ

体長:17~24mm
営巣場所:軒下、樹枝、屋根裏、床下など幅広い
キイロスズメバチキイロスズメバチの巣 


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