目的
鳥取県と三井住友海上火災保険株式会社とが相互に連携し、地方創生の推進に資する取り組みを実施することによって、地域の様々な課題に対応し、震災復興及び地域の活性化、県民サービスの向上を図る。
協定項目
(1) 震災復興・とっとりを元気にするための支援に関すること
(2) 災害対応・危機管理・リスクマネジメント支援に関すること
(3) 中小企業等への経営支援に関すること
(4) 環境保全等の推進に関すること
(5) その他、地域の活性化・県民サービスの向上に関すること
協定期間
平成29年2月3日から平成30年3月31日(以後1年更新)
損害調査結果の提供及び利用に関する連携
三井住友海上火災保険(株)と「損害調査結果の提供及び利用に関する協定」を締結し、三井住友海上火災保険(株)が行った損害調査に関するデータ及び情報を県へ提供いただき、県は提供されたデータ及び情報を県内市町村へ提供する体制を構築しています。(令和5年度)
中小企業向けの経営セミナー等の開催
リスクマネジメントや経営支援のノウハウを活かし、「中小企業向け気候変動解説オンラインセミナー」(令和3年度)、「SDGs経営推進セミナー」(令和5年度)等、県内の中小企業向けのセミナーを開催しました。
鳥取市気高町会下地区における「とっとり共生の里事業」への参加
「とっとり共生の里」のサポーター企業として協定を締結し、農村と協働して農地、農道周辺の保全活動(芝桜の植付)、加工品づくり体験、伝統行事「うぐい突き」等への参加などの活動を行いました。(平成29年7月~令和4年3月)
(参考)とっとり共生の里の概要
「包括連携に関する協定書」への署名、記念撮影、主な連携事業の紹介を実施したほか、三井住友海上火災保険(株)所属のパラアスリートで、リオデジャネイロパラリンピック 視覚障がい者女子マラソン 銀メダリストの「道下美里(みちした みさと)」選手より、とっとりを元気にするためのメッセージをいただきました。

日時
平成29年2月3日(金)午後3時10分から3時45分まで
場所
知事公邸(鳥取市東町一丁目133)
出席者
三井住友海上火災保険株式会社 執行役員中国本部長 嶋津智幸 様
九州本部(パラアスリート)道下美里 様
山陰支店長 石上壽一 様
中国本部 部長 山本達也 様
山陰支店鳥取支社長 石毛充之 様
鳥取県 知事 平井伸治
道下美里選手からの「鳥取県へのメッセージ」
あいサポート運動発祥の地である鳥取県は、支え合い、思いやり、助け合う心が根付いている地域であり、だからこそ震災復興が早く進んだと感じました。是非今後、鳥取の地にマラソン大会か何かでお声がけいただけたら駆けつけ、スポーツを通して元気を発信したいと思います。
私は、目が不自由になった当時は、未来に希望が抱けず前を向けない日々もありましたが、今目の前にあるもの、今出来ることに目を向け始めて未来が明るくなってきました。夢が持てるのも支えて下さる方がいるからのことです。走っているときは、「絆」と言われる直径50センチ以内のロープを持っていますが、この度の協定で鳥取県とも「つながり」ができたと感じています。これを色々な形でつなげていき、未来へ元気を発信していきたいと思います。
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