この度、文化庁が主催する『発掘された日本列島2019』展に青谷横木遺跡の出土品が展示されます。この展示は近年、全国的に注目された遺跡を紹介するもので、本年度は12遺跡が取り挙げられています。
青谷横木遺跡は古代を代表する遺跡として、国宝高松塚古墳壁画に次いで「女子群像」発見の国内2例目となる板絵や山岳文様の描かれた銅板、木トンボや木簡、木製祭祀具など、選りすぐりの出土品29点が展示されます。その他に国史跡青谷上寺地遺跡の紹介もあります。国内6会場を巡回しますので、お近くに行かれた際はぜひ、お立ち寄りください。
詳しくは、文化庁ホームページをご覧ください。
文化庁→http://www.bunka.go.jp/gyoji/1416731.html
【開催スケジュール】
東京都江戸東京博物館
令和元年6月1日(土)~7月21日(日)
花巻市博物館(岩手県)
令和元年8月2日(金)~9月10日(火)
三内丸山遺跡センター(青森県)
令和元年9月21日(土)~11月4日(月・休)
名古屋市博物館(愛知県)
令和元年11月16日(土)~12月28日(土)
市民ミュージアム大野城心のふるさと館(福岡県)
令和2年1月18日(土)~令和2年2月26日(水)
【出展される青谷横木遺跡の出土品】
「女子群像」板絵復元品 ※展示には本物が出展されます。
漆塗りの木製はそう(飛鳥時代)
国内で2番目に古い木トンボ(飛鳥~平安時代)
多種多様な木製祭祀具(飛鳥~平安時代)