「中国横断自動車道岡山米子線4車線化促進総決起大会」の開催(令和2年11月13日)

  鳥取県西部地域は、北東アジアと地理的に近く、環日本海交流の拠点として、国土政策上非常に重要な役割を担っていくポテンシャルを有している地域であり、国内における交流圏の拡大と、海外に向けた更なる発展が期待されています。その中で、中国横断自動車道岡山米子線は、本地域と山陽・四国・関西方面とを結ぶ人流・物流の大動脈として、日本海側では有数の人口約66万人を有する中海・宍道湖・大山圏域の産業・経済を支える重要な社会基盤であることから、全線4車線化及び米子境港間の高規格幹線道路の早期事業化に向けた動きを一層加速させるため、総決起大会を開催しました。

 当日は、地元選出国会議員をはじめ、国土交通省や西日本高速道路(株)をお招きし、地元関係者を含めた総勢約80名が参加し、盛り上がった大会となりました。(感染症対策を十分に行った上で開催しました)

ガンバロー三唱

  

大会内容

日時

令和2年11月13日(金)

午前10時30分~午前11時30分

場所

衆議院第一議員会館 地下一階 大会議室

次第

1 開会挨拶

2 決議

3 来賓祝辞

4 祝電披露

5 意見発表

6 ガンバロー三唱

7 閉会挨拶

大会の様子

要望書手交の様子

要望内容

中国自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC間)の4車線化について

 時間信頼性の確保の観点、事故防止の観点、リダンダンシー確保の観点、また、大規模災害時の早期復旧の観点から、中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC間)の4車線化について、以下のとおり要望する。

○事業化された蒜山IC~江府IC及び江府IC付近、江府IC~溝口IC間における4車線化・付加車線設置の早期供用を図ること。

○令和元年9月に公表された「高速道路における安全・安心基本計画」で優先整備区間に選定された蒜山IC~米子IC間のうち、残る未事業化区間の早期事業化を図り、全線4車線化を早急に実現すること。
江府IC~溝口IC間の暫定2車線区間(約4km)
溝口IC~米子IC間の暫定2車線区間(約4km)

○併せて、賀陽IC~北房JCT間についても、付加車線設置の早期供用を図るとともに、全線4車線化を早急に実現すること。

米子・境港間を結ぶ高規格幹線道路の事業化について

 北東アジアゲートウェイである重要港湾「境港」及び「米子鬼太郎空港」からの人流・物流の円滑化、津波や原子力災害時における信頼性の高い避難路の確保、米子境港間の慢性的な交通渋滞の解消のため、米子・境港間を結ぶ高規格幹線道路の事業化について、以下のとおり要望する。

○事業が凍結されている中国横断自動車道岡山米子線(米子IC~米子北IC間)の凍結を解除すること。
○中国横断自動車道岡山米子線(米子IC~境港間)について、事業化に向け、計画段階評価の早期着手を図ること。

 

令和2年11月13日

  

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