鳥取県では、飼い主のいない猫の増加を抑えるため不妊去勢手術を推進することにより、殺処分される猫を減らし、地域の生活環境の保全を図りつつ、人と猫が共生できる社会を目指しています。
飼い主のいない猫の不妊去勢手術を推進するため、「飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院制度」を令和5年12月から開始しました。
連携病院では、1日10頭以上の手術の受入れや、一定金額以内での手術の実施などの御協力をいただいています。
(病院により手術の受入可能日が異なりますので、事前に連携病院に確認をお願いします。)
1 「連携病院」の概要
飼い主のいない猫の不妊去勢手術を積極的に受け入れ、県の施策に協力いただける動物病院を「連携病院」として指定します。
次の要件を満たし、申請をいただいた病院を連携病院に指定しています。
- 飼い主のいない猫の不妊去勢手術を、1日10頭以上受け入れることが可能
(受入れ施設の体制を有している)
- 飼い主のいない猫の不妊去勢手術を、オス及びメスいずれも1頭1万円以内で実施
- 獣医療法第3条に基づく届出を行っており、同法第4条の基準に適合
2 連携病院の業務
- ボランティア等からの依頼による飼い主のいない猫の不妊去勢手術の実施
- 県の進める不妊去勢事業等への協力
- 手術実績頭数の県への報告 など
3 連携病院の指定の状況
令和7年1月までに、西部管内の2病院を連携病院に指定しました。
第1号 ふじい動物診療所(日南町)
第2号 木嶋動物病院(伯耆町)
(参考)制度要領
鳥取県飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院制度要領
連携病院の指定の申請にあたって、体制整備に必要となる施設整備費を助成します。
区分
|
内容
|
補助対象経費
|
飼い主のいない猫の不妊去勢手術を行うための施設及び設備の新設及び修繕又は改良に要する経費として県が必要と認めるもの
|
補助率
|
2分の1
|
補助上限額
|
200万円
|
※補助金の申請は、1つの連携病院につき、1回限りです。
詳細は、県庁くらしの安心推進課までお問い合わせください。
(参考)補助金交付要綱
鳥取県飼い主のいない猫不妊去勢手術連携病院施設整備補助金交付要綱