防災・危機管理情報


鬼が出るか、蛇が出るか。

展覧会のポスターの写真(県政だより3月号の表紙)
《ブリロ・ボックス》1968年
©2025 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ARS, New York & JASPAR, Tokyo G3771  

みんなで“つくる”美術館、はじまる。

鳥取県立美術館のロゴ
3月30日(日)開館

  満を持して開館する県立美術館。誰に対してもひらかれ、アートとわたしたちを繋ぐ場として、また新たな賑わいを生み文化を発信する拠点として、大切な第一歩を踏み出します。
  みんなで“つくる”を基本理念に、多くの人がさまざまな立場や形でかかわりを持つことで、地域に根差し長く愛される美術館を目指します。

開館記念展
ART OF THE REAL

アート・オブ・ザ・リアル
時代を超える美術
-若冲からウォーホル、リヒターへ-
3月30(日)から6月15日(日)

美術史に輝く名作を通じて“何がリアルか”をめぐる美術家たちの挑戦の軌跡をたどる

世界的なアートを身近に

  購入時に賛否の議論を巻き起こした、アンディ・ウォーホルの《ブリロ・ボックス》。開館記念展「アート・オブ・ザ・リアル」でいよいよお披露目となります。ほかにも伊藤若冲やゲルハルト・リヒターといった世界的な作家の作品が並ぶ、こけら落としにふさわしい重厚な展示は必見です。
  また、前田寛治や辻晉堂など、鳥取県出身で日本美術史に残る存在として高く評価される作家も積極的に紹介します。

アンディ・ウォーホル
Andy Warhol 1928-1987

  20世紀を代表する現代美術家の一人で、大量生産・大量消費社会をテーマとするポップアートの隆盛を牽引した。《キャンベル・スープ缶》《マリリン・モンロー》など誰もが一度は作品を目にしたことがあるであろう現代美術の巨匠
アンディ・ウォーホルの作品ブリロ・ボックスの写真
《ブリロ・ボックス》1968年
©2025 The Andy Warhol Foundation for the Visual Arts, Inc. / Licensed by ARS, New York & JASPAR, Tokyo G3771

伊藤 若冲
Ito Jakuchu 1716-1800

  江戸時代の京都で活躍した絵師。代表作《動植綵絵》に見られるように卓越した技巧による極めて精緻な描写や鮮やかな色彩で知られる一方、大胆な構図が特徴的な水墨画にも名品が多い。日本美術史上屈指の画家として世界的な人気を誇る
伊藤若冲の作品象と鯨図屏風の写真1
伊藤若冲の作品象と鯨図屏風の写真2
《象と鯨図屏風》18世紀
※3月30日から4月20日まで展示予定

ゲルハルト・リヒター
Gerhard Richter 1932-

  世界の名だたる美術館で個展を開催するなど現代で最も重要な美術家の一人として確固たる地位、評価を確立。2012年には競売で抽象画《Abstraktes Bild(809-4)》が存命の作家による作品として当時史上最高額の約26億9000万円で落札された
ゲルハルト・リヒターの作品抽象絵画(648-1)の写真)
《抽象絵画(648-1)》1987年
©Gerhard Richter 2024 (26072024)

県ゆかりの作家

前田 寛治
Maeta Kanji 1896-1930

  北栄町生まれ。パリへの留学を経て華々しく画壇に登場し注目を集める。33歳という若さで亡くなるまでの短期間に、後進の育成にも力を注ぎ近代洋画界に大きな足跡を残した
前田寛治の作品西洋婦人像の写真
《西洋婦人像》1925年頃

辻 晉堂
Tsuji Shindo 1910-1981

  伯耆町生まれ。早くからその才能を認められ、平櫛田中にも資質を高く評価された。ヴェネツィア・ビエンナーレ出品など世界的に活躍。1977年、京都市文化功労者
辻晉堂の作品沈黙の写真
《沈黙》1957年
※3月30日から5月18日まで展示予定

小早川 秋聲
Kobayakawa Shusei 1885-1974

  日野町生まれ。「旅する画家」として知られ、異国情緒漂う作品を多く残している。また従軍画家として度々戦地へ赴き、兵士たちの直面する現実を描き続けた
小早川秋聲の作品虫の音の写真
《虫の音》1938年
※3月30日から5月11日まで展示予定

それぞれの“居場所”に

  美術館の建築は、世界的建築家・槇文彦氏が率いた槇総合計画事務所の手によるもの。作品の保護にとっては大敵でもある陽光を巧みに取り入れる、美術館としては異例の設計。開放感あふれる空間が大きな特徴です。また、3層吹き抜けの「ひろま」や展望テラス、カフェなど無料エリアが多く設けられていることも特色の一つ。日頃から気軽に立ち寄れる身近な場として、広く親しまれる“ひらかれた”美術館を目指します。
  県民等が展示や各種イベントなどに利用できる貸館スペースも充実。県民ギャラリーは早くも1年先まで予約で埋まるなど多くの期待を集めています。観に行くだけじゃない、みんな“つくる”美術館、いよいよ始動です!

鳥取県立美術館外観の写真

ひろまの写真
ひろま

カフェの写真
カフェ

展望テラスの写真
展望テラス

県民ギャラリーの写真
県民ギャラリー

鳥取県立美術館周辺地図
鳥取県立美術館 倉吉市駄経寺町2‐3‐12

開館記念オープニングイベント
みんなでつくる美術館の誕生パーティ

ミュージックセレブレーションのロゴ

音楽と映像で楽しむ野外音楽祭を特設ステージで開催
観覧無料 申込不要

時間 13時30分から21時00分
会場 美術館前(史跡大御堂廃寺跡歴史公園)
第一部 県内団体による音楽、伝統芸能、踊りなどの多彩なパフォーマンス
第二部 スペシャルゲストを迎えた記念コンサート

鳥取県立美術館グランドオープンアンバサダー
GENERATIONS
片寄涼太

片寄涼太さんの写真

スペシャルゲストアーティスト
ソプラニスタ
岡本知高

岡本知高さんの写真

ゲストアーティスト
サクソフォーン奏者
MALTA Hit&Run

MALTA Hit&Runさんの写真

アートアンドクラフトマーケットのロゴ

アートとクラフトをテーマにした「市」を開催。キッチンカーや屋台もたくさん♪
ブース出店100以上!

時間 10時00分から20時00分
会場 美術館前(史跡大御堂廃寺跡歴史公園)

パレードオンパレードのロゴ

山車や、吹奏楽、鼓笛隊、ダンス、県内各地の伝統芸能などが練り歩き、舞い踊る!
パフォーマー約1,000人!

時間 11時00分から15時30分
区間 白壁土蔵地区から美術館
傘踊りの写真
開館記念 TALK SESSION

開館記念シンポジウム
【第2部 ほんとに美術館って必要なの? ミュゼオロジー再考】
これからの美術館の役割について考えるシンポジウムを開催。
世界的に活躍する2人の現代美術家が登場!


森村泰昌(美術家)
森村泰昌さんの写真
撮影 福永一夫

やなぎみわ(美術家・舞台演出家)
やなぎみわさんの写真

時間 10時30分から12時00分
会場 美術館1階ひろま
定員 150人(先着順、要事前ウェブ申込)
※第1部は前日3月28日14時00分から、別途申込要
鳥取県立美術館のQRコード

【問い合わせ先】 地域社会振興部 美術館
電話 0858‐47‐3011 ファクシミリ 0858‐47‐3022
鳥取県立美術館のQRコード



 

 

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