児童自立支援施設・鳥取県立喜多原学園は、厚生労働省所管の児童福祉施設です。
児童福祉施設には、保育所・乳児院・児童養護施設・障害児入所施設などがあります。
全国に58カ所設置されていて、ほとんどが公立施設となっています。
喜多原学園では、不良行為等の「行動上の問題」を含む生活上の様々な課題を抱えて入所してきた子どもたちに対して、その状況に応じた必要な指導を行い、自立を支援しています。
学園では、中学生ぐらいの年齢の子どもたちが家庭を離れて、1年から1年半の間、男子寮と女子寮でそれぞれ暮らしながら、学園生活を送っています。
「枠のある生活」を基盤とする中で、子どもたちの健全で自主的な生活を志向しながら、規則の押しつけではなく、家庭的・福祉的なアプローチによって、個々の子どもの育ち直しや社会的自立に向けて支援を行っています。