活動日誌

  
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2016年11月17日

新鳥取県史講演会「鳥取県の民俗芸能」 を開催しました。

 平成28年11月12日(土)、米子市立図書館2階研修室にて新鳥取県史巡回講座「鳥取県の民俗芸能」を開催しました。

写真1
(写真1)講演会場の様子


 講師は、『新鳥取県史 民俗1 民俗編』の「第2章 民俗芸能」の構成検討や執筆をされた民俗部会委員と調査委員の2名です。  
 まず永井猛委員(米子高等工業専門学校名誉教授)が「第9章 民俗芸能」の構成を解説し、神楽、かしら打ち、盆踊りなど掲載事例を紹介しました。

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(写真2)永井猛委員


 続いて福代宏委員(県立博物館主幹学芸員)は、地歌舞伎、民謡踊り・田植歌踊りなどの掲載事例を紹介しました。

写真3
(写真3)福代宏委員


 約49名の参加者があり、新鳥取県史編さんの成果を県民に広めるとともに今後の鳥取県の民俗研究につながる講演会となりました。  
 講演会の開催においては、伯耆文化研究会、県立博物館にご協力をいただきました。お礼申し上げます。
県史編さん室

公文書館 2016/11/17 in 県史編さん室,講座などのイベント

2016年8月2日

資料修復等の実習会を開催しました。

 平成28年7月26日(火)、南部町の秦博志(はた ひろし)さん(修復工房HATA Studio)を講師にお招きし、資料の修復技術を学びました。  
 まず、講師の秦さんに、破損した和紙の裏打ちを実演していただきました。

写真1
(写真1)講師の秦さんによる裏打ち実演


 次に、職員が裏打ちの作業を行います。当館が所蔵する原本を利用しているので、気が抜けません。

写真2
(写真2)職員による裏打ち


 裏打ちの終わった資料は、柿渋を塗った板に貼り付けて乾燥させます。

写真3
(写真3)裏打ちが終わり、板に貼りつけて乾燥している様子


 裏打ちのほか、手繕い(破れや穴開きのある部分を和紙で繕う方法)、中性紙保存箱の作り方についても学びました。
 今後の仕事に生かせる有意義な実習となりました。講師の秦博志さんには改めてお礼申し上げます。

公文書館 2016/08/02 in 講座などのイベント

2016年6月29日

新鳥取県史講演会「鳥取県の民俗信仰」 を開催しました。

 平成28年6月26日(日)、鳥取県立博物館講堂にて新鳥取県史巡回講座「鳥取県の民俗信仰」を開催しました。

写真1
(写真1)講演会場の様子


 講師は、『新鳥取県史 民俗1 民俗編』の「第8章 民俗信仰」の構成検討や執筆をされた民俗部会委員と調査委員の3名です。  
 まず福代宏委員(県立博物館主幹学芸員)が「第8章 民俗信仰」の構成を解説し、主な掲載事例を紹介しました。

写真2
(写真2)福代宏委員


 続いて「民俗編」掲載事例を韓国の民俗と比較する講座「鳥取と朝鮮半島の民俗信仰」を、須永敬調査委員(九州産業大学准教授)に講演いただき、両地域の伝説や行事かの比較から今後の研究発展の可能性を示していただきました。

写真3
(写真3)須永敬委員


 最後に「民俗編」刊行後も残された鳥取県の民俗信仰研究における課題について坂田友宏民俗部会長(米子工業高等専門学校名誉教授)に講演いただきました。

写真4
(写真4)坂田友宏民俗部会長


 約35名の参加者があり、今後の鳥取県の民俗研究につながる講演会となりました。
県史編さん室

公文書館 2016/06/29 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年10月27日

新鳥取県史巡回講座「西伯耆の近世文書」を開催しました。

 平成27年10月24日(土)、米子市立図書館2階多目的研修室にて新鳥取県史巡回講座「西伯耆の近世文書」を開催しました。
 当日は、坂本敬司近世部会委員に講師をお願いし、『新鳥取県史 資料編 近世2・3 西伯耆 上・下』に収録されている史料を用いながら、鳥取県西部の江戸時代の人々の暮らしや村の様子についてわかりやすく解説していただきました。
 約50名の参加者があり、質問も多く出され、とても有意義な講演会となりました。

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(写真1)坂本敬司近世部会委員


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(写真2)会場の様子

県史編さん室

公文書館 2015/10/27 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年9月25日

近代部会が出前講座を開催しました。

 平成27年9月11日(金)、近代部会の前田専門員が、鳥取県立鳥取東高校で出前講座を実施しました。翌12日の「とっとり県民の日」に関連し、鳥取県の再置に関わる講演を行いました。

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(写真1)鳥取東高校の生徒と職員約1,000名が参加しました


写真2
(写真2)講演をする前田専門員

県史編さん室

公文書館 2015/09/25 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年9月24日

古代中世部会が講演会を開催しました。

 平成27年9月20日(日)、22日(火)古代中世部会は、鳥取県立博物館、米子市文化ホールにて、新鳥取県史資料編 古代中世1 古文書編 刊行記念講演会「古文書が語る中世の鳥取」を実施しました。
 県立博物館は、130人、米子市文化ホールは100人の参加者があり、皆さん熱心に聴講されていました。

【平成27年9月20日(日)鳥取県立博物館 講堂】 

写真1
(写真1)会場の様子


写真2
(写真2)講演1「山名氏と因幡・伯耆」 講師:末柄豊氏(東京大学史料編纂所准教授)


写真3
(写真3)講演2「戦国の合戦と『通路』」講師:秋山伸隆氏(県立広島大学教授)



【平成27年9月22日(火)米子市文化ホール イベントホール】 

写真4
(写真4)会場の様子


写真5
(写真5)講演1「荘園のつくり方ー米子市淀江にあった宇多川荘を中心にー」
講師:錦織 勤氏(鳥取大学名誉教授)


写真6
(写真6)講演2 「毛利・織田戦争の終戦交渉ー伯耆国を中心にー」
講師:倉恒 康一氏(島根県古代文化センター研究員)

県史編さん室

公文書館 2015/09/24 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年8月28日

現代部会が出前講座を開催しました。

 平成27年8月23日(日)、現代部会は、倉吉市高城公民館で倉吉博物館主催「ち号演習と高城飛行場」の出前講座を実施しました。  
 ち号演習は昭和20年5月から県下全域で行われた本土決戦に備える防衛陣地の築城作業で、県民60万人を動員したとされます。高城飛行場は、同じく昭和20年6月から12万人を動員して高城地区に建設された秘匿飛行場です。  
 当日は、ち号演習の大動員の計画や、高城飛行場の建設命令の時期など、これまでの調査で明らかとなったことを報告させていただきました。  
 地元の方を中心に60名の皆さんに熱心にお聞きいただき、報告終了後には、倉吉市成徳小学校から高城飛行場まで裸足で歩き、土運びを手伝いにきたという女性や、子供のころに飛行場にあった飛行機に乗せてもらった男性など、貴重な体験談もお聞きすることができました。

写真1
(写真1)写真や地図を使って昭和20年の2つの大動員について説明しました


写真2
(写真2)終了後に15人程度の方に残っていただき体験談をお聞きしました


 ※当日配布資料はこちらからダウンロードしていただけます。
 レジュメ(pdf・321KB) 資料(pdf・768KB)
県史編さん室

公文書館 2015/08/28 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年8月11日

米子市と倉吉市にて「子どもたちの戦闘配置~学童集団疎開と満蒙開拓青少年義勇軍」を開催しました。

 平成27年8月1日(土)と8日(土)の2日間、戦後70年記念事業として、米子市と倉吉市で「子どもたちの戦闘配置~学童集団疎開と満蒙開拓青少年義勇軍」を開催しました。  
 米子会場では、講師の石田敏紀委員が、鳥取への学童疎開の様子を描いた絵本「わたし11さい」を用いて、学童疎開のしくみと実際の様子を説明しました。会場には疎開体験者の方もお見えで、当時の疎開生活について語っていただきました

写真1
(写真1)米子会場の講演会の様子


 倉吉会場では、講師の小山富見男委員が、義勇軍の送出に果たした教師の役割の大きさを説きました。  
 会場には義勇軍参加者も2名お越しいただき、渡満動機や引揚げの労苦を話していただきました。

写真2
(写真2)倉吉会場での講演会の様子


県史編さん室

公文書館 2015/08/11 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年8月10日

民俗部会が出前講座を開催しました。

 平成27年8月1日(土)、民俗部会は、鳥取ガスショールーム サルーテにて、とっとり・民話を語る会主催の「ふるさと民話の集い―鳥取県の妖怪・講演とかたり―」で出前講座を実施しました。  「おとん女郎」「河童の雨乞い」などの民話の語りの前に、樫村専門員が「鳥取県の妖怪」と題して妖怪の名前のつけられ方や鳥取県の妖怪の特徴などを説明しました。  
 また講演と民話語りの終了後、集まった子どもたちが鳥取県東部の妖怪・幽霊の分布地図の制作をしました。

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(写真1)鳥取県の妖怪について解説する樫村専門員


写真2
(写真2)妖怪・幽霊についての語りを聞く子どもたち


写真3
(写真3)小林龍雄会長の指導で妖怪・幽霊の分布地図の制作をする子どもたち

県史編さん室

公文書館 2015/08/10 in 県史編さん室,講座などのイベント

2015年7月24日

戦後70年記念事業「パネル展示」が始まりました。

 戦後70年記念事業「子どもたちの戦闘配置 学童集団疎開と満蒙開拓青少年義勇軍」のパネル展示が始まりました。  
 米子市立図書館では「神戸からの学童集団疎開」、倉吉交流プラザでは「満蒙開拓青少年義勇軍」の関連展示をメインに行っています。どちらも8月9日まで開催しています。

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(写真1)米子会場の展示の様子


 同じフロアで「米軍資料にみる米子地方空襲」も開催されています。

写真2
(写真2)米子会場では「子ども夏休み体験ツアー」の皆さんにもご覧いただきました。


写真3
(写真3)倉吉会場の展示の様子

県史編さん室

公文書館 2015/07/24 in 県史編さん室,講座などのイベント,展示

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