活動日誌

  

2011年11月7日

出雲市で中世史料調査を実施

 平成23年11月4日(金)、出雲市で、岡村吉彦専門員が中世史料調査を実施しました。
 今回は尼子氏の重臣の流れを引く旧家にて、4点の中世文書を調査し、1点ごとに内容・形状の確認、法量採寸、調査カードの作成、文書全体の撮影と花押部分の接写を実施しました。貴重な原文書の調査・撮影を許可していただいた所蔵者様に深く感謝申し上げます。

中世史料を確認する岡村専門員の写真
中世史料を確認する岡村専門員

県史編さん室

公文書館 2011/11/07 in 県史編さん室,展示

2011年11月2日

日本民具学会公開シンポジウム・研究発表に参加

 平成23年10月29日(土)から30日(日)まで、東和総合センター(山口県大島郡周防大島町)で開催された日本民具学会第36回大会に、県史編さん室の樫村賢二専門員が参加しました。
 29日の宮本常一没後30年公開シンポジウムは「宮本常一写真による生活文化研究」と題され、写真資料の整理、公開、活用についての報告、パネルディスカッションが行われました。
 30日の研究発表では、樫村専門員が「民具からみる中海沿岸の暮らし-藻葉採集用具を中心に-」と題して、県史編さん事業に係る民具調査の成果に関する発表を行いました。参加者からは、様々な質問や意見を頂きました。それらは『新鳥取県史 民具編』の編さんに生かしていきたいと思います。

シンポジウム会場の写真
(写真1)シンポジウムの様子

樫村専門員の研究発表の様子の写真
(写真2)樫村専門員の研究発表の様子

県史編さん室

公文書館 2011/11/02 in 県史編さん室

2011年10月31日

吉野ヶ里歴史公園特別企画展記念フォーラムに参加

 平成23年10月29日(土)に吉野ヶ里歴史公園(佐賀県神埼郡吉野ヶ里町)で開催された吉野ヶ里歴史公園特別企画展記念フォーラムに、県史編さん室の湯村功専門員がパネラーとして参加しました。
 フォーラムは「よみがえる邪馬台国 吉野ヶ里と出雲王国」と題され、第1部はマスコミ関係者、第2部は考古学・古代史の専門家による基調講演やパネルディスカッションが行われたものです。
 湯村専門員は、青谷上寺地遺跡の発掘調査に携わった経験をもとに、弥生時代の九州と山陰に関するパネルディスカッションに参加しました。

フォーラム会場の写真
(写真1)フォーラムの会場は、吉野ヶ里歴史公園の東口エントランス部分に設置されました

フォーラムにおけるパネルディスカッションの様子の写真
(写真2)第2部のパネルディスカッションには、全国から6名の専門家がパネラーとして参加しました

パネルディスカッションで発言中の湯村専門員の写真
(写真3)県史編さん室の湯村専門員(写真左)もパネラーとして議論に加わりました

県史編さん室

公文書館 2011/10/31 in 県史編さん室,考古

2011年10月28日

松江・出雲地方で中世史料調査を実施

 平成23年10月25日から27日まで、真名井(まない)神社(松江市)、島根県立古代出雲歴史博物館、日御碕(ひのみさき)神社、出雲市立出雲中央図書館(以上出雲市)で、中世史料調査を実施しました。
 貴重な原文書の調査・撮影を許可していただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

古代出雲歴史博物館での史料調査の様子の写真
(写真1)古代出雲歴史博物館での史料調査の様子

文書1点ごとに調査カードを作成する写真
(写真2)文書1点ごとに調査カードを作成

日御碕神社での史料調査の様子の写真
(写真3)日御碕神社での史料調査の様子

日御碕神社での文書撮影の様子の写真
(写真4)日御碕神社での文書撮影の様子

日御碕神社の風景の写真
(写真5)日御碕神社の風景

県史編さん室

公文書館 2011/10/28 in 県史編さん室,調査

2011年10月24日

古墳の3次元測量を開始

 本日から向山6号墳(倉吉市巌城)の3次元測量を始めました。今後、馬ノ山4号墳、北山古墳(ともに湯梨浜町)の順に測量していきます。古墳を測量するためには地表面が見えていないといけないのですが、古墳の多くは樹木や雑草に覆われています。そのため測量前に雑草や雑木の刈り取りを行います(写真1)。
 写真2で使用しているの
は、3次元測量を行う機械です。測量の際は三脚の上の部分が測量対象にレーザーを照射しながら左右に動きます。後ろに見える白黒に塗り分けられたターゲットを測量範囲に設置します。
 写真3は、3次元測量作業の様子です。古墳全体にレーザーが当たらないので機械を移動させながら測量を進めていきます。最終的には計測データを合成しますので、左側の機械でターゲットに座標を与える作業も同時に行います。

向山6号墳での除草作業の様子の写真
(写真1)向山6号墳での除草作業の様子

向山6号墳での3次元測量の様子の写真(その1)
(写真2)向山6号墳での3次元測量の様子(その1)

向山6号墳での3次元測量の様子の写真(その2)
(写真3)向山6号墳での3次元測量の様子(その2)

県史編さん室

公文書館 2011/10/24 in 県史編さん室,考古,調査

2011年10月19日

新鳥取県史編さん専門部会(近代・現代合同)を開催

 平成23年10月17日(月)、新鳥取県史編さん専門部会を近代部会・現代部会の合同で開催しました。
 会議では、まず本年度の調査や資料編・ブックレット編集の状況、既刊刊行物の販売状況などについて報告、続いて来年度以降の事業について協議しました。

新鳥取県史編さん専門部会(近代・現代)での協議の様子の写真
新鳥取県史編さん専門部会(近代・現代)での協議の様子

県史編さん室

公文書館 2011/10/19 in 会議など,県史編さん室

2011年10月11日

今年度の古墳測量を開始

 新鳥取県史編さん事業に伴う古墳の測量が、今年度もいよいよ始まりました。
 今年度の対象は、馬ノ山4号墳(湯梨浜町)、北山古墳(同)、向山6号墳(倉吉市)です。前方後円墳という古墳の形を、3次元レーザーを使って図化します。10月7日(金)には、現地で測量範囲の確認を行いました。今後、除草作業等を行い、本格的な測量作業へ向かいます。

北山古墳での現地確認の様子の写真
(写真1)北山古墳での現地確認の様子

向山6号墳の写真
(写真2)向山6号墳(中央に見えるのは石室入口)

県史編さん室

公文書館 2011/10/11 in 県史編さん室,考古,調査

2011年10月11日

平成23年度の第2回専門部会(近世)開催・県立博物館で資料調査を実施

 平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(近世)を、10月7日(金)に開催しました。
 近世部会は、平成23年度事業の進捗状況、次年度以降の事業計画などについて協議しました。
 また近世部会は、翌10月8日(土)に『新鳥取県史資料編 近世 西伯耆』のための資料調査として、鳥取県立博物館所蔵及び寄託の近世文書を実見し、掲載候補資料を選定しました。

平成23年度第2回専門部会(近世)の写真
(写真1)平成23年度第2回専門部会(近世)での協議の様子

県立博物館での資料調査の様子の写真
(写真2)県立博物館での資料調査の様子

県史編さん室

公文書館 2011/10/11 in 会議など,県史編さん室,調査

2011年10月7日

平成23年度の第2回専門部会(考古)を開催

 平成23年度の第2回新鳥取県史編さん専門部会(考古)を、平成23年10月6日(木)に開催しました。
 考古部会は、平成23年度事業の進捗状況、平成24年度の事業計画、資料編の執筆候補者などについて協議しました。

考古部会写真
考古部会の様子

県史編さん室

公文書館 2011/10/07 in 会議など,県史編さん室

2011年9月30日

東福寺・石清水八幡宮などで中世史料調査を実施

 新鳥取県史編さん古代中世部会では、平成23年9月26日(月)から29日(木)まで、東福寺・石清水八幡宮・京都国立博物館において史料調査を実施しました。
 このうち、東福寺では、東福寺領であった因幡国古海郷に関する南北朝~室町期の古文書を、石清水八幡宮では、因幡国滝房荘・宇治蒲生荘などの荘園や因幡・伯耆にあった石清水八幡宮の別宮関係の中世文書を調査しました。
 また、京都国立博物館では、戦国時代の因幡地方に関する「末永文書」や因幡国日野田保に関する「長福寺文書」を調査しました。
 貴重な原文書の調査・撮影を許可していただいた関係者の皆様に深く感謝申し上げます。

東福寺での史料調査様子の写真
(写真1)東福寺での史料調査の様子

東福寺の風景の写真
(写真2)東福寺の風景

石清水八幡宮での史料調査の様子の写真
(写真3)石清水八幡宮での史料調査の様子

石清水八幡宮の風景の写真
(写真4)石清水八幡宮の風景

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県史編さん室

公文書館 2011/09/30 in 県史編さん室,調査

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