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「日本遺産(Japan Heritage)」は地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを「日本遺産(Japan Heritage)」として文化庁が認定するものです。

ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を,地域が主体となって総合的に整備・活用し,国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより,地域の活性化を図ることを目的としています。

日本遺産の詳細については、文化庁ホームページをご覧ください。

鳥取県では、令和元年6月現在、3件のストーリーが日本遺産に認定されています。

  

「六根清浄と六感治癒の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」(平成27年度認定)

 平成27年度からスタートした「日本遺産魅力発信事業」。

2020年の「東京オリンピック」開催までに100件の認定をめざす国の制度です。クールジャパン戦略の一環として、国内外、とくに海外からの観光客を誘致促進するため、文化財をツールにしたストーリーでつながるエリアやポイントを「日本遺産」に認定するというものです。

 その第1回の認定に、鳥取県から「六根清浄と六感治癒の地~日本一危ない国宝鑑賞と世界屈指のラドン泉~」として、東伯郡三朝町の「三徳山・三朝温泉」が選ばれました。全国で初の認定です。

投入堂

写真:三仏寺奥院[投入堂]

☆詳細はこちらのページをご覧ください

 三徳山・三朝温泉の日本遺産登録が決定しました!

「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山(だいせん)牛馬市」 (平成28年度認定)

 <ストーリーの概要>

大山(だいせん)の山頂に現れた万物を救う地蔵菩薩への信仰は、平安時代末以降、牛馬のご加護を願う人々を大山寺に集めた。江戸時代には、大山寺に庇護され信仰に裏打ちされた全国唯一の「大山牛馬市」が隆盛を極め、明治時代には日本最大の牛馬市へと発展した。

西国諸国からの参詣者や牛馬で賑わった往来である大山道沿いには、今も往時を偲ぶ石畳道や宿場の町並み、所子に代表される農村景観、「大山おこわ」など独特の食文化、大山の水にまつわる「もひとり神事」などの行事、風習が残されている。

ここには、人々が日々「大山さんのおかげ」と感謝の念を捧げながら大山を仰ぎ見る暮らしが息づいている。

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大山(だいせん)

☆詳細はこちらのページをご覧ください

 日本遺産「地蔵信仰が育んだ日本最大の大山(だいせん)牛馬市」

『日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』(令和元年認定)

<ストーリーの概要>

日本海から吹きつける季節風が創り上げた日本最大級の鳥取砂丘。目に見えぬ風の姿がさざ波模様の風紋(ふうもん)に映し出され、海岸を進むと風が起こす荒波に削り出された奇岩(きがん)が連なる。鳥取砂丘の砂を生み出す中国山地へと急流を辿ると、風がもたらす豪雪に育まれた杉林を背に豪邸が佇む。さらに源流へと分け入ると岩窟の中に古堂(こどう)が姿を現す。


これらは日本海の風が生んだ絶景と秘境である。
人々は、厳しい風の季節での無事とそれを乗り越えた感謝を胸に、古来より幸せを呼ぶ麒麟獅子(きりんじし)を舞い続け、麒麟に出会う旅人にも幸せを分け与えている。

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写真:鳥取砂丘と麒麟獅子舞

 

  ☆詳細はこちらのページをご覧ください

 日本遺産『日本海の風が生んだ絶景と秘境-幸せを呼ぶ霊獣・麒麟が舞う大地「因幡・但馬」』

  

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