毎年恒例の園内作業競技大会が今年も開催されました。
園内作業競技大会は、作業競技を通じて働くことへの意欲を培い、子ども達の社会的自立に向けた意欲向上を図ることを目的としています。今年度の実施種目は、1.封入作業2.箸入れ3.パーツ入れ4.ボールペン組み立ての4種目です。 7月下旬から園内に夏休み作業所が開所され、これらの4種目を含めた作業に取り組んできました。
出場児童は、参加を希望する中学生以上の11名です。
開会式では、代表児童がフェアプレイ宣言を行いました。緊張感漂う中、堂々と宣誓しました!

ルールなどの説明を受け、いよいよ競技開始です。
本番は、職員が周囲で審査をしているため、夏休み作業所とは異なる雰囲気の中で作業に取り組みます。
審査員は、各競技の審査基準に基づき、作業量だけでなく態度や手順が守れているか等も見ているため、選手はいつも以上に真剣な様子で取り組みます。

本大会では、選手の特性に応じて補助具や要求カードを使用するなどの合理的配慮を行っています。
残り5分の合図でラストスパートをかける児童や自分のペースで確実に一つ一つの作業を進める児童など、それぞれのやり方で作業を進めました。
終わった後には、「緊張した」「心臓がばくばくした」「残り5分の合図で焦った」など作業中の思いが
あふれていました。

各競技の優勝者には、トロフィーと副賞のクオカードが贈呈されました。
審査の結果、接戦のうえ優勝を逃した児童もいましたが、夏休みに入ってから今日まで練習してきた成果を十分に発揮することができました。「次も1位取っちゃうぞ。」という声も聞こえ、次回の大会が今から楽しみです!選手の皆さん、お疲れさまでした。