保護者様からの手記
松田美果
鳥取療育園40周年、おめでとうございます。
40年の中の4年4ヶ月をお世話になりました。何もわからず、戸惑いながら園の見学に行った日のことを今でも鮮明に覚えています。
私が療育園で得たもの。
たくさんありますが、大きくあげるなら1つは“友”です。同じように悩み、涙を流し、日々子どもと向き合うお母さん達。私はどれだけ救われたかわかりません。色々なことを教えてもらいました。私の心を強くしてくれた。そして、その友は今でも私の支えであり、かけがえのない人達です。娘のおかげで知り合えた大切な友です。
そしてもうひとつは“知識”です。娘のこと、何でも知りたかった。聞かれて何でも答えられる親になりたかった。
OT、PT、STへは、今、そして将来を考えたくさん質問しました。手技や手段を教えてもらいました。園を卒業したら、『私が娘のセラピストになる』くらいの気持ちで、本当に色々と。保育士さんには、一番わがままを言い、感情をぶつけました。本音が言えたからだと思います。40年の中でもトップ10に入る保護者だったのではないでしょうか(笑)
園長とは・・・。文章で書き表せないほどの存在です。ねえ!園長!!
娘は難病です。医療行為や検査もたくさんしなくてはいけません。でも、本当にかわいいんですよ!!心から、心の底から愛おしくて、切なくて、私の全てです。彼女がこれからも、笑顔でいてくれるように、不自由な事を1つでもクリアーにしてあげられるような母になりたいと思っています。
鳥取療育園で過ごした日々があったからこそ、私の、娘の今があると思っています。