1 お子さんへの支援
わいわいランドでは個別学習と小集団活動を行います。
認知学習、社会性、運動、コミュニケーションの各分野を中心に療育を行い、お子さんの情緒の発達や適応行動を促します。
(1)個別学習の目的と活動内容
担当者と1対1で行います。個別の認知発達に応じた学習課題を設定し、認知の育ちを促したり、人や物から学ぶ姿勢を作るなど学習態度の形成を促します。
認知とは知覚・記憶・判断・推理・言語理解と言語表出など、周囲の人や物に関する情報収集と処理活動を意味し、ことばの理解や考えて行動する力の基礎となるものです。
(2)小集団活動の目的と活動内容
わいわいランドは5人程度のグループ編成によるプログラムに添った集団活動を行い、目的のある行動の形成、コミュニケーション、仲間意識を育てるソーシャルスキル・トレーニング等を行います。
2 ご家族への支援
(1)ピア・カウンセリングや勉強会
ピア・カウンセリングのピアとは「仲間」という意味で、同じ背景を持つ人同士が対等な立場で時間を平等に分け合って話を聞き合うことです。わいわいランドではご家族相互が悩みを話し合い互いに支え合ったり、自己選択や自己決定できるよう情報の提供や共有もしていきます。また、勉強会を通じてお子さんの特徴を理解し、お子さんとの上手な付き合い方や育て方の技術支援をします。
(2)ケースカンファレンス
必要に応じて、お子さんの成長を確認し療育目標を見直す目的で、ケースカンファレンスを実施します。参加者は、お子さんとご家族の生活に関わっている関係機関の職員(保育士、市町保健師、児童発達支援事業スタッフなど)です。