防災・危機管理情報


性的マイノリティ(LGBTQ)の人権

性的マイノリティとは

 性的マイノリティとは、同性に恋愛感情をもつ人や、自分の性に違和感がある人などのことをいいます。「セクシュアルマイノリティ」、「性的少数者」ともいいます。
 「異性を好きになるのが普通だ」とか、「心と体の性別が異なることはない、性のあり方は男と女だけである」という考え方の人が多い社会からみて少数者という意味です。

LGBTQとは

 最近では、以下のアルファベットの頭文字をとって、「LGBTQ」とも呼ばれています。

L esbian   レズビアン(女性同性愛者)
G ay     ゲイ(男性同性愛者)
B isexual   バイセクシュアル(両性愛者:両性に惹かれる人) 
T ransgender トランスジェンダー(体と心の性に違和感がある人。体の性別と異なる性別で生きるまたは生きたい人。)

Q uestioningueer クエスチョニング、クィア(性自認や性的指向が明確でない人、固定的でない人、定義づけたくない人など。規範的な性のあり方以外のセクシュアリティ。

 

 性的マイノリティにはそのほか、Xジェンダー(性別を男女二分することになじまない人)、アセクシュアル(無性愛者)などが含まれます。

 性的マイノリティに対する無関心や誤った認識が偏見や差別を生み、当事者が学校や職場で生きづらさを感じていることがあります。本県は、性的指向や性自認、性別表現にかかわらず、誰もが自分らしく生きられる社会の実現を目指しています。

鳥取県LGBTQ寄り添い電話相談窓口を開設しました

 鳥取県では令和4年4月より、LGBTQ寄り添い電話相談窓口を開設しました。性自認や性的指向についてお悩みの方や、ご家族、ご友人からの相談を受け付けています。気軽にご相談ください。

チラシ (pdf:1121KB)

鳥取県LGBTQ寄り添い電話相談窓口について

「多様な性を理解し行動するための職員ハンドブック」を作成しました!

 LGBTQをはじめとする性的マイノリティの人々が安心して働き、自分らしく生きることができる社会の実現に向けて、県では、職員一人ひとりが、多様な性についての正しい理解と認識を深め、日頃の業務において適切な対応をするための「職員ハンドブック」を作成しました。行政職員はもとより、医療機関や民間企業においても、業務の参考として広くご活用ください。

 「多様な性を理解し行動するための職員ハンドブック」(PDF2405KB)

鳥取県内のコミュニティースペースについて

LGBTQの人たちはもちろん、その家族や友人といったLGBTQに関わる様々な方が気軽に利用できる居場所づくりとして、コミュニティスペースが設置・運営されています。

  1. 鳥取市「LGBTQコミュニティースペース」
  2. 倉吉市「虹色スペースくらよし」
  3. 米子市「LGBTQコミュニティースペース」

性の多様性に関する理解促進のための講師派遣事業

 性の多様性に配慮した環境づくりの取組を促し、誰もが自分らしく生きることができる環境づくりを推進することを目的に、県内企業・団体等へ講師を派遣します。

 詳しくはこちらをご覧ください。

鳥取県LGBTQ相談・支援人材育成研修

 地域、職場、企業内など様々な場所でLGBTQに関する相談・支援等に携わる人材を増やしていくことを目的とし、基礎知識や相談・窓口対応を学ぶ研修を実施しています。

令和6年度

とっとり安心ファミリーシップ制度

 お互いを人生のパートナーとして認め合う性的マイノリティ※のカップルが相互に協力し合う関係またはその子や親と一緒に家族として協力し合う関係にある旨を届け出て、県がその届出を受理したことを証明する制度です。令和5年10月より導入しました。

 詳しくはこちらをご覧ください。

県内の活動団体

任意団体ゆるしか

  ゆるしかロゴ
 2019年から講演活動や居場所づくり活動をしている任意団体です。「ゆるりと、しっかり、かくじつに。」手の届く範囲で活動しています。
 お問い合わせはこちら。

  

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